上京してきたり、家から出てみたかったり、フリーターでも部屋を借りるタイミングはあると思います。
その時心配なのが入居審査ですよね。
特にはじめて部屋を借りる場合なんかは、フリーターでも入居審査が通るのか?落ちた時にその後に影響しないのか?不安もあると思います。
今回はフリーターでも部屋を借りることはできるのか?ということから、入居審査に落ちる人の特徴、人気のゼロゼロ物件についてなどをまとめました。
フリーターでも部屋を借りることはできる?
まず、そもそもフリーターで部屋を借りること自体は可能なのか?という点ですが、これは可能です。
わたし自身、フリーターで東京へ上京してきた時に保証会社を通すことで借りることができています。
親の名義で借りるのが一番スムーズではありますが、正直無職でも貯金があることが証明できて、保証人を立てたり保証会社の審査が通れば、部屋を借りることができる場合はあります。
つまるところ、保証会社や不動産屋に「わたしは家賃の支払い能力がありますよ」と思ってもらえればOKなのです。
申込みに必要な書類
フリーターの場合は、普通に部屋を借りる時と必要な書類は変わりません。
住民票や認印などですね。
しかし、申込み時に就職活動中で無職の場合などには、貯金通帳の残高のコピーや雇用保険受給資格証などのコピーが必要になる場合があります。
また、連帯保証人が必要な場合には、その収入を証明する書類や印鑑証明書を提出する必要があることもあります。
必要書類は不動産屋によって変わってきますので、詳しくは不動産屋さんに問い合わせてみてください。
入居審査に落ちる人の5つの特徴
前述した通り、フリーターでも支払い能力があると判断されれば保険となる保証会社をつけるなどで、部屋を借りることは十分可能です。
フリーターでも安定して家賃を払えるだけの収入があれば、特に問題なく部屋を借りれるはずです。
昔に比べれば今は、比較的フリーターでも審査が通りやすくなってますしね。
それでも入居審査に落ちる人は一定数いるので、その人達に共通する特徴をまとめてみました。
入居審査に入るまでに、当てはまるかどうかチェックしてみてください。
1. 家賃に対して収入が見合っていない
入居審査に落ちてしまう理由として一番多いのが、もしかしたらこの理由かもしれません。
家賃が収入に対して高いという状況です。
「その家賃、あなたの収入では払えないのでは?」と思われれば、当然入居審査は落ちます。
具体的には、年収を36で割った額が賃料+管理費をうわまっていないかどうか?で判断されるようです。
目安としては、家賃は収入の3分の1までと考えておくのが良いでしょう。
もしあなたの収入が月15万円なら、家賃は5万円までというイメージです。
家賃が収入の3分の1以上でも入居審査を通ることはなくはないですが、落ちる可能性はあがります。
2. 職業が安定していない
今は保証会社をつけることで、フリーターでも借りれる場合は増えてきています。
それでも、日雇いや水商売などより安定していない業種の場合、入居審査に落ちることがあります。
入居審査の通りやすさでいえば就職するのが一番ですが、フリーターで入居審査にいどむなら、記入するのはなるべく勤続年数が長く、安定しているアルバイトにしておきましょう。
3. クレジットカードの支払いを滞納している
部屋を借りることとは無関係に思えるクレジットカードの支払いも、実は入居審査で見られるポイントだったりします。
というのも、保証会社の審査ではクレジットの利用状況もチェックできるからです。
もし、返済を3回以上滞納していたりしてブラック入りしている場合、入居審査は通りにくいでしょう。
その場合、保証会社を立てていないところに入居という選択肢もあります。
きちんと返済しているのであればまったく問題はありません。
4. 申込み書に嘘が書かれている
例えば収入や勤務先について誤魔化そうと嘘を書くと、どこかで整合性がとれなくなり、ほとんどの場合バレるそうです。
怪しい部分があれば信用調査をしたり、勤務先の現地確認をおこなうこともあります。
最悪契約解除になることもあるようですので、正直に書くのがベターです。
5. 身だしなみが汚い
物件によっては、紹介してくれる不動産屋が賃貸管理会社だったり、部屋の見学を大家さんや賃貸管理会社が立会いのもとおこなう場合もあります。
その場合、あまりにも身だしなみが汚い場合や、格好が派手な場合には入居審査でマイナスになることもあります。
結局入居審査をするのは人ですからね。
後々トラブルになりそうな人の場合、お断りされることがあるということです。
実際、審査項目に「入居者の印象」という項目をもうけている管理会社は少なくありません。
【番外】ゼロゼロ物件には注意も必要
引っ越し費用があまり準備できない時、敷金ゼロ・礼金ゼロのいわゆるゼロゼロ物件は魅力的ですよね。
でも、ゼロゼロ物件には思わぬ落とし穴もあるため、注意が必要です。
例えば初期費用がおさえられたとしても、結果的に家賃が割高だったり、退去の際に高い費用がかかってしまうケースもあります。
入居後のトラブルを避けるために、契約前に下記の点をしっかりと確認しておきましょう。
- 契約形態は普通賃貸借契約になっているか
- 各種ペナルティや違約金、退去の時にかかる費用はどうか
- 共益費など家賃以外にかかる費用があるかどうか
- その地域の家賃相場に適した家賃か
- 初期費用には何が含まれているか、実際にどのくらいかかるのか
また、ゼロゼロ物件に限ったことではありませんが、契約前に疑問点は全て解決しておきましょう。
フリーターでも安定収入があれば基本的には問題なし
フリーターでも収入に見合った部屋を探して普通に申込みにいけば、保証人を立てたり、保証会社を利用することで十分部屋を借りることは可能です。
なので、あまり身構える必要はないと思いますが、審査に落ちた経験があるフリーターや何かしら不安要素がある場合は、冒頭にもお話しした通り、親名義で借りるのが一番スムーズですね。
入居先が決まったら引っ越しの手配になると思いますが、引っ越し料金は複数社から見積もりをとることが鉄則です。
他社料金と比較できれば値下げ交渉も可能ですからね。
わたしの経験だと、比較見積もりしたところ一番高いところと安いところの引っ越し料金に3倍以上差があったこともありました。
安くても必要最低限のサービスをしてくれるところは多いので、比較しないと損です。
複数社の見積もりは条件指定で一気に見積もりがとれる、比較見積もりサイトが便利ですよ。