第二新卒の自己PR方法は、志望する業界が経験のある業界なのか、未経験の業界なのかによって変わります。
今回は経験別に第二新卒の自己PR方法をまとめてみました。
参考になれば嬉しいです。
前職と同じ職種や業界の仕事に応募する時の自己PR方法
応募する企業が、前職と同じ職種や業界の場合は、前職で経験したことをアピールするのがいいです。
自分が身につけたことや、成長したと思うエピソードを伝えて、就職後どう活かせるのかにつなげましょう。
さらに、前向きな退職理由であることを伝えることも大事です。
同じ職種や業界だと、「ネガティブな理由で前職を辞めたのではないか?」という疑問をどうしても採用担当者は持ってしまいます。
「前職ではできなかったが、本来やりたかったことが御社ならできる」というような、ポジティブな退職理由が伝わる自己PRをしましょう。
前職と違う職種や業界の仕事に応募する時の自己PR方法
応募する企業が未経験の職種や業界の場合は、人柄の部分での自己PRが有効です。
他に経験のある応募者がいた場合、能力的な部分のアピールでは勝てないからです。
第二新卒ならではの積極性や爽やかさ、熱意があることを中心にPRしましょう。
そのためにも、応募先企業を徹底的にリサーチすることが大切です。
なるべく求める人物像に合った自己PRができるように準備しましょう。
その他にも共通する自己PR方法として、下記のようなところもおさえておくといいでしょう。
01. 責任感があることをアピール
前職を短期間で辞めていると、「責任感がない人なのかもしれない・・・」と思われる可能性が高いです。
というより、そう思われているという前提で挑んだ方が良いでしょう。
そのため、責任感があるというアピールは非常に大切です。
しかし、そのまま「責任感がある」と伝えても信じてもらえないので、前職や学生時代でのエピソードを盛り込むと良いでしょう。
例えば、どのような目標を持ってどんな気持ちで仕事に取り組んでいたか?
目標達成のためにどんな工夫をしたか?などを盛り込みましょう。
数字が加わると説得力が増すため、目標は数字も一緒に伝えるとなお良いです。
また、問題やミスがあった場合のエピソードも、解決することで逆に成果があがったものがあれば、自己PRとしてかなり有効です。
02. 学生時代の経験でアピールするのもアリ
責任感の自己PR方法でもお伝えしましたが、必ずもエピソードは前職のものである必要はありません。
特に、社会人経験の短い第二新卒では、大したプロジェクトや仕事に関わる前に辞めてしまったということも珍しくありません。
そのため、学生時代の経験も自己PRとして有効です。
学生時代の経験は、一度フリーターになってしまった第二新卒でも自己PR方法として使えるので、ぜひ一度自己PRに使える話がないか思い出してしてみてください。
学生時代の自己PRに使えそうな経験を紙などに箇条書きして、就職後のやりたいことに繋がるような経験のみをピックアップしていくと良いですよ。
例えば、営業や企画であれば、学生時代リーダシップを発揮した経験が仕事に活きるとして伝えられると思います。
学生時代のゼミや部活動、文化祭などで企画し、実際におこなったことはありませんか?
クリエイティブ系なら、学生時代にどんな作品を作ったか?その過程や取り組んだ姿勢を話すのが良いでしょう。
事務職なら、学生時代に集中して黙々と取り組んだ経験がないか、思い出してみてください。
学生時代に希望する仕事に関連するアルバイト経験があれば、それも使えます。
学生時代を思い返せば、必ずひとつは経験として自己PRできるものがあるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
希望する仕事によって、自己PRしたほうが良い内容は変わります。
どんな自己PRをしたら良いか、少し迷うかもしれないですね。
第二新卒は、スキルや経験よりも熱意の部分を重視されます。
むしろ、第二新卒枠をもうけているような会社は、「熱意だけは負けない!」というような伸びしろのある若者を求めています。
経験がないからと諦める必要はまったくなく、自信をもって、あなたの人柄が伝わる自己PRをしてください。
あと、忘れてはいけないのは、転職の理由はあくまでも前向きということと、前職での退職理由は繰り返さないということです。
この点をおさえた自己PRができれば、あなたが採用されるのは遠くないですよ。
わたしの場合は、自分ひとりで考えた自己PRだとまったく自信がもてなかったので、自己PRを考えた後に就職コンサルタントに聞いてもらい、アドバイスをもらっていました。
自己PRを友人や家族に聞いてもらい、どう感じたかを教えてもらうのもいいかもしれませんね。
自分では気づかなかったおかしな点や、どう伝わっているのかを教えてもらえるのでオススメですよ。
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