既卒やフリーターが正社員になるには、正当法で就職活動をするほかに、アルバイトからの正社員登用を狙うという方法もあります。
では、アルバイトから正社員になりやすい仕事にはどんなものがあるのでしょうか?
わかりやすい見極め方は、求人に「正社員登用制度あり」と、書かれているかどうかです。
アルバイトから正社員になりやすい業界は?
ちなみに業界でいうと、下記のような業界が多いですね。
- 飲食業界
- ホテル業界
- アパレルなどの販売業界
- 不動産業界
- 運送業界
- 警備業界
「正社員登用制度あり」と書かれているなかでも、大手よりも中小企業の方が人材が不足しがちです。
ですので、どちらかと言えば中小企業を選んだほうが、正社員になりやすい傾向はあります。
アルバイトから正社員になるには?
「正社員登用制度あり」と書かれているからと言って、必ずアルバイトから正社員になれるわけではありません。
アルバイト全員を正社員にしてしまったら、企業側が人件費がかかりすぎてつぶれてしまう可能性もありますからね。
簡単にいうと辞められたら困る人は、優先的に正社員になれる可能性が高くなります。
まずは辞められると困る人になりましょう!
辞められると困る人になるためには、なるべく責任の伴う仕事を進んでするようにしましょう。
発注やアルバイトリーダーなど、なるべく他のアルバイトがやってない仕事や、他のアルバイトにはできない仕事が良いですよ。
エリア管轄をする本部の人が来るようなバイト先では、必ず挨拶をして名前を覚えてもらうことが大切です。
もしかすると、正社員がやるような仕事を押し付けられ、「責任感ばかり増えて給与が見合ってない!」と感じる時もあるかもしれません。
でもそうなったら、正社員でも通用するということをアピールできるチャンスでもあります。
正社員になりたい意思を、店長や社員、本部の人にきちんと伝え、責任感の強さや頑張っている姿勢をアピールし続けましょう。
正社員登用を狙うライバルはたくさんいる
正社員登用をおこなっているアルバイト先では、正社員になることを狙っているライバルは他にもいます。
成功している人たちを見ていると、結局周りをどれだけ味方につけれるかだと思います。
モチベーションを保つことも大切なので、「1年で正社員になる」などの目標を持つといいかもしれません。
アルバイトから正社員を選ぶことのメリットとしては、すでにその職場で働いていた経験があることです。
働いた経験がある職場、職種なので、覚えることや気苦労が少なくて済むのは良いですよね。
ですが、ここで一つ気をつけなければいけないことがあります。
「正社員登用制度あり」と書かれていても、実際には実施されていなかったり、実施されていても正社員登用率が低いところもあるようです。
働く前に実際の正社員登用率、正社員になれる基準は、確認しておいたほうがよさそうです。
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