アルバイトやパート、契約社員などの非正規社員から正社員になれる正社員登用制度はとても魅力的な制度ですよね。
条件としては、正社員へ登用される基準特定の期間働くことだったり、ノルマをクリアすることだったり様々です。
既卒やフリーターは、この制度を利用したほうが正社員になりやすいこともあります。
しかしちょっと待ってください。
正社員登用制度には注意するべき点もあります。
正社員登用制度のある会社に就職する前にチェックすべき2つのこと
1. 実際に正社員登用制度は実施しているのかどうか
「正社員登用制度あり」と書いてあるにも関わらず、よくよく実態を聞いてみると、今は実施していないことが度々あります。
これは論外ですが、実際にこういう会社も多くあるのです。
ブラック企業が応募者数を増やすために、「正社員登用制度あり」と書いているパターンもあります。
その他にも、今までは正社員登用をおこなっていたが、成果がでなかった企業がそのままにしているパターンもあります。
2. 評価や選考の基準がちゃんと決まっているか
正社員登用制度は実施しているが、評価や選考の基準についてはハッキリ答えてくれない場合もあります。
これでは、どうなったら正社員になれるのかもわかりません。
いつ正社員になれるのかの見通しが立たないのは辛いですよね。
また、5年働くと正社員登用試験が受けられる! とうたっている会社もあるようです。
しかし合格しても準社員で「いつ正社員になれるの?」と、不安感をあおる会社もあるようです。
そうこうしているうちに歳ばっかりとってしまい、他の会社で就職することさえ難しくなってしまうこともあります。
正社員登用制度をちゃんとおこなっているか確認するには?
もちろん、ちゃんと正社員登用をおこなっている会社もあります。
中には100名以上の非正規社員を正社員に登用した企業もあります。
本当に正社員登用をおこなっているのか、実態を見極める力が必要です。
不安要素は、遠慮無く掘り下げて聞いてみましょう。
中には就職希望者にはわからないように都合よく言ってくる担当者もいます。
ですので、なかなか難しいとは思いますが「働いてからわかった・・・」では、気分も悪いですよね。
正社員登用制度は上手く活用すれば、実際に働きながら自分にあう会社かどうかを確かめられる制度でもあります。
ブラック企業だったら、正社員になる前に早々に辞めればいいのです。
正社員登用制度をおこなっているかの実態を確認するには、下記の2つの方法がオススメです。
- 正社員登用制度の確認が出来ている企業しか紹介しない、就職支援サイトを利用する。
- 就職コンサルタントなど就職のプロに相談する。
最低限この2つだけでもおこなえば、正社員登用制度の実態を知ることが出来ます。
考えるだけではなく、まずは実践してみることが大切ですよ。