今回はブラック企業の特徴と、実際にあったうたい文句をまとめました。
参考にしてみてください。
応募前にチェック!ブラック企業の特徴
下記で紹介するような、うたい文句はブラック企業の典型的な特徴です。
十分に注意してください。
チームワークや仲の良さばかりをアピールしてくる
業績や仕事内容など、アピール材料が少ないのがブラック企業の特徴の一つです。
そういった場合は、チームワークや仲の良さばかりをアピールしてくることがあります。
実際働いてみると、チームワークというよりも先輩や上司の干渉が強い! なんてことがありがちです。
注意したほうがいいうたい文句
- 「家族の一員として暖かく迎えます」
- 「アットホームさとチームワークが自慢☆」
- 「若手が活躍中の明るい職場です☆」
精神論ですまそうとする
「やりがい」や「気合」など、精神面を強調するのもブラック企業の特徴の一つです。
例えば、明らかにクリアすることが厳しいノルマを達成することが難しかった時にも、メチャクチャな精神論をかざしてきます。
「気合が足りないからだ」と納得がいかない理由で罵倒されたりもします。
「やりがいのある仕事だから」と刷り込まれ、給与が低くても文句を言わないように洗脳される可能性もあります。
ブラック企業は体育会系体質であることが多いので、殴られたりすることもあるようです。
注意したほうがいいうたい文句
- 「やりがい」を見つけよう!!心機一転★」
- 「経験よりもやる気や人柄を重視します」
会社行事が多い
会社行事は、原則強制参加の会社も多く、明らかなブラック企業の特徴の一つです。
ブラック企業の中には会社行事を多くもうけることで、会社への帰属意識を強くしている企業もあります。
仕事以外のプライベートの時間も、なるべく会社についやすことになります。
こうすることで転職を考える時間がへり、会社内の繋がりが強くなります。
結果、業務内容や給与に不満があっても、お互いに辞めづらくなるのです。
飲み会などでは、お酌や気配り、出し物を強要されるブラック企業もあります。
注意したほうがいいうたい文句
- 「社員旅行あり」
- 「飲み会イベント好きの「仲間」が待ってます!」
残業代について明確に書いていない、もしくはでない
残業代を支払わないのは、悪質なブラック企業の特徴です。
わたしの友人の中には、平均残業時間が月200時間という人もいました。
普通に残業代が出るところであれば、ひと月分以上の収入になりますね。
当然転職する時間も考える余裕もありません。
体を壊して辞める人がほとんどと言っていました。
名ばかりの管理職にして、残業代を支払わないブラック企業もあるので要注意です。
注意したほうがいいうたい文句
- 「幹部候補募集」
- 「やる気とガッツさえあれば、ドンドン昇給」
未経験や若手なのに高収入をうたっている
こういった求人は、よくよく見ると基本給がとても安いことがあります。
基本給がそもそも少なく、歩合給による結果次第ということです。
確かに中には高給をとる人もいるかもしれません。
一方で実績がだせなかった場合は、低給で働かされることを覚悟する必要があります。
注意したほうがいいうたい文句
- 「やればやっただけ稼げます」
- 「未経験でも高収入」
- 「若手でも100万稼げる」
- 「月収113万円以上可能!アポ取りなし!営業に専念できる!」
常に求人情報が掲載されている
求人サイトや求人誌に定期的に掲載されているのも、ブラック企業の特徴の一つでもあります。
何かしらの問題で、人が定着していないのだと思います。
なるべく避けた方がいいでしょう。
注意したほうがいいうたい文句
- 「未経験者限定大募集」
- 「急募!」
そのほかのブラック企業の可能性があるうたい文句
他にもブラック企業の可能性のある、こんなうたい文句の求人もありました。
わたしだったら絶対応募しません・・・。
- 「社長との距離も近く風通しの良い職場!」
- 「少数精鋭でがんばってます!」
- 「20年超の大ベテランが一人前に育てます!」
- 「雄臭さプンプンの鍛え上げた肉体を持つ若い衆が大活躍中!」
- 「実は今、一人で会社をやってるんです」
- 「稼ぎたい方は遠慮なく言ってください!!仕事はありますので、どんどん回します!!」
ブラック企業に就職しないためには慎重な求人選びが大切
今回、ブラック企業に就職しないための特徴を伝えていきましたが、慎重な求人選びは大切です。
紙面や、サイト上に載っている情報以外にも、多くの情報を集めるようにしてください。
実際に働いている人や、就職エージェントに聞いてみると、より正確な情報が得られるのでおすすめです。
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