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就職四季報で見るべき5つのポイント フリーターは優良中堅企業版を!

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就職四季報で見るべき5つのポイント フリーターは優良中堅企業版がオススメ

会社の情報がのっている書籍はいくつかあります。

その中でも就職活動のための会社情報を集めるには「就職四季報」がおすすめです。

「就職四季報」とは?

「就職四季報」は「会社四季報」で有名な東洋経済新報社が発行している、就職活動者向けの企業情報誌です。

「会社四季報」と同じく掲載企業からお金をとっていないため、信用度の高い情報が載っています。

会社がもとめる人材像、新卒入社3年後の離職率、平均年収はもちろん、採用実績、残業状況、有休取得状況などの聞きづらい情報までまとめて掲載されています。

上場企業が中心ではありますが、5000社の企業が掲載されています。

それぞれの企業の最新情報がまとめられているので、就職活動にとても役立つ1冊です。

価格は2,000円程度で書店やAmazon等で買うことができます。

「就職四季報」に掲載されている情報

以下は東洋経済ONLINEページからの抜粋となります。

多くの項目がまとめられていて、求人や企業のホームページ、会社説明会だけではわからないような情報もこっそり知ることができます。

  • 採用数
  • 3年後離職率
  • 有休消化年平均
  • 平均年収
  • エントリー受付開始・終了時期
  • 採用プロセス
  • 筆記試験内容
  • 選考ポイント
  • 重視科目
  • ES通過率
  • 応募倍率
  • 男女・文理別採用実績
  • 採用実績校
  • 配属勤務地・部署
  • 昇給率
  • 特色・記者評価
  • 初任給
  • ボーナス
  • 25、30、35歳賃金
  • 週休
  • 夏期休暇
  • 年末年始休暇
  • 男女別従業員数・平均年齢・平均勤続年数
  • 月平均残業時間と支給額
  • 離職率と離職者数
  • 新卒3年後定着率
  • 組合の有無
  • 今後力を入れる事業
  • 求める人材
  • 企業理念
  • 会社データ(本社、社長、資本金、業績など)
  • 上場市場

掲載企業について

掲載されている5000社の企業は、今注目の企業や優良企業、上場企業や有力な未上場企業など多岐に渡ります。

業界は下記の通りで、ほぼ全ての業界が網羅されています。

  • マスコミ・メディア
  • コンサルテイング・シンクタンク・リサーチ
  • 情報・通信・同関連ソフト
  • 商社・卸売業
  • 金融
  • メーカー(電機・自動車・機械)
  • メーカー(素材・身の回り品)
  • 建設・不動産
  • エネルギー
  • 小売
  • サービス

詳しい掲載企業の目次は、Amazonのなか見検索でチェックできるのでご確認ください。

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「就職四季報」で見るべき5つのポイント

就職四季報ではたくさんの情報を得ることができますが、なかでもフリーターや既卒がチェックした方が良い情報をピックアップしました。

ブラック企業かどうか?に関わる部分や、就職活動で使える部分なので、ここだけはしっかりチェックしましょう。

1. 3年後離職率

就職活動で会社選びをするにあたって離職率は、大事な数字ですよね。

離職率は、求人や企業のホームページには、一般的に公表がされてない情報です。

就職四季報には、新卒者が3年以内にどのくらい割合の人が辞めているかをあらわす「3年後離職率」を知ることができます。

この数字が大きければ会社を続けたくない、もしくは続けられない理由があるということ。

ブラック企業かどうかをはかる一つの指針にもなります。

離職率は低いことにことしたことはないでしょう。

2. 有休消化年平均

有休消化年平均では、前年度の1年で平均何日有休が消化されたのかがわかります。

この日数が少なければ、休みがとりづらい環境だということになります。

極端に少ない場合はブラック企業の可能性も考えた方がいいでしょう。

3. 選考ポイント

選考ポイントには、採用において会社がもとめるスキルや重視するポイントについて書かれています。

履歴書を書く時や面接時に意識してアピールすると、就職率があがる可能性があります。

また、重視するスキルについての勉強をしておくと、就職活動でアピールできます。

4. 初任給

いくらもらえるのか?も会社選びでは重要な要素です。

初任給では、総合職を第一に手当をのぞいた実績ベースで、初任給としていくら支払われたのかがわかります。

ただし、フリーター・既卒の場合は経験がないことから、大卒以下の給料が提示される可能性もあります。

大卒記載給与から10%程度の減給は、覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

あわせて、平均残業時間と支給額、20、25、30歳賃金で昇給の可能性がある会社なのかもチェックするようにしてください。

5. 設立と平均年齢

設立が古いのに、平均年齢が若い会社は要注意です。

設立が古ければ、普通は社員が長いこと勤務しているはずで、30代以上の平均年齢となることが多いからです。

そのため、10年以上続く会社なのに平均年齢が20代の時には、なんらかの問題で人が育たず、すぐに辞めてしまっている可能性もあります。

これだけでブラック企業かどうかを判断するのは厳しいですが、他の情報と合わせて判断する材料にはなるでしょう。

逆に平均年齢が高すぎる場合には、若い人を採用したいと考えている企業が多いので、比較的フリーターから就職しやすい会社といえるかもしれません。

フリーター・既卒なら優良・中堅企業版がオススメ

「就職四季報」はやや新卒者向けの内容ではありますが、フリーターや既卒の人にもとても役立つ内容になっています。

しかし、フリーターから就職しやすい企業はやはり中小企業となりますので、普通の「就職四季報」だとちょっと会社自体の情報量が物足りないかもしれません。

そんな人のために優良な中小企業にしぼった、「就職四季報 優良・中堅企業版」というものもあります。

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上記で説明した就職四季報の調査視点そのままに、将来有望な中小企業にしぼった会社情報誌となっています。

今なら購入者特典として、「週刊東洋経済」の全記事がウェブで読めるサービスなどがついてくるようです。

気になる会社の情報も手に入るし、経済の情報もチェックできるので、会社選びの材料のひとつとして目を通してみてもいいかもしれません。

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