フリーターの就職活動は、“どれだけ情報を持っているかにかかっている”といっても過言ではありません。
といっても、どのように情報収集をすればいいのかわからないという人もいると思います。
それに、フリーターならアルバイトで生活費を稼がなきゃいけないというジレンマもあると思うので、なかなか情報収集をする時間がとれないという人も多いと思います。
そんなフリーター向けに今回は、情報収集を効率化するための方法を紹介します。
情報収集に欠かせないツールであるGoogleアラートや就職サイトの活用方法も紹介しますので、ぜひ就職活動に役立ててくださいね。
どうして情報収集が必要なのか?
例えば、就職したい会社に応募する時、しっかりと企業について情報収集ができていれば、より具体的な志望理由が書けると思います。
就職面接なら、たくさんの知識や情報を持っていたほうが面接官と話が盛り上がるだろうし、興味を持ってもらえる話ができるでしょう。
企業の事業内容や企業理念などは、知っていないと話にならないかもしれません。
つまり、就職したいと思っている企業や業界の情報を、どれだけ収集できているかどうかは熱意をアピールできる武器になるのです。
また、しっかりと情報収集ができていれば、「面接で何を聞かれても大丈夫」と思えるはずです。
人事の求める人物像も自然に見えてきますので、自信をもって就職活動にいどむことができます。
特にフリーターの場合、職歴でのアピールができない分、誰でもできる情報収集がどれだけできているかどうかは、就職活動においてとても重要なポイントと言えます。
中途採用者は経験がある分、もともと持っている情報や知識というものがありますから、情報収集ナシにはとても戦えませんからね。
しかし、ひとえに情報と言っても、たくさんの情報があると思います。
情報収集には時間をかけようと思えば、いくらでもかけれてしまうでしょう。
フリーターであれば、生活のためにアルバイトは休めないという人も多いですから、その中で「しっかり情報収集しろ!」なんて無理があるかもしれません。
でも、時間をかけて情報収集をしているようでは、企業の募集も終わってしまうでしょう。
だからこそ、闇雲に情報収集をするのではなく、より効率的な情報収集が大切です。
情報収集をする力=情報収集力を身につけて、他の求職者に差をつけましょう。
情報収集を効率化する方法
情報収集を効率化する方法は色々あります。
いくつかご紹介しますので、できそうなところから試してみてくださいね。
企業の口コミサイトをチェック
今は、無料で利用できる企業の口コミサイトが多数存在します。
求人から読み取ることができない“社内の実情”を収集するなら、登録制の口コミサイトをチェックするのがオススメです。
2chなどよりも信憑性のある情報を、その会社につとめていた人からまとめて得ることができます。
ブラック企業かどうか?の情報を収集する手がかりにもなります。
詳しくは「面接先の会社情報の調べ方とポイント」を参考にしてください。
「会社四季報」をチェック
情報はネットからだけではなく、本からも収集すると良いでしょう。
というのもネットの場合、ウソか本当かどうかわからない情報もありますし、いつの情報か書かれてないものもあります。
また、離職率や従業員の年収などは、企業ページなどでは公表していない会社も多いです。
ここ数年の業績は企業ページの株主向けのページから見れますが、読み取るのが難しい内容となっていると思います。
そのため、複数の会社の情報がひと目でわかる本は使い方によってはとても便利なのです。
志望企業の公式ページからはわかりにくい情報を収集したいなら、オススメなのは「会社四季報」です。
掲載企業からお金をとっていないため、信用できる情報が載っています。
こちらについては「会社四季報を就職活動に役立てる」で詳しく説明しています。
なお、就職に特化した就職四季報については、こちらのページにて紹介しています。
企業のFacebookページやtwitterをチェック
今は、FacebookやtwitterなどのSNSを使ってPRをおこなう会社も珍しくなくなってきました。
SNSでPRされる内容は、新商品や新サービスの情報、スタッフやキャラクターのつぶやきなど様々ですが、求人募集のお知らせや会社説明会の最新情報など、採用に関するお知らせをする会社も少なくなくありません。
こういった細かい情報も収集しておくと、企業の動向や色がわかるほか、面接の時のネタにも使える情報収集ができます。
もし、志望企業がこれらのアカウントを持っているなら、フォローしておきましょう。
アカウントをもっていれば、おそらく企業ページにのっているはずなのでチェックしてみてくださいね。
Googleアラートを活用
情報収集に便利なツールにGoogleアラートというものがあります。
フリーターの方は使ったことがない方もいるかもしれません。
Googleアラートはキーワードを入力することで、そのキーワードに関連する最新情報をメールやRSSで届けてくれるサービスです。
例えば情報収集したい企業名や業界名、求人などの情報をキーワードとして入力すると、その関連する最新の情報が入った時に瞬時に手に入れることができます。
似たようなツールにグノシーなどがありますが、Googleアラートはより鮮度の高い情報が収集できるという特徴があります。
期間を「1時間以内」という風に設定することもできるのです。
これなら、自分で検索しなくても、勝手にバイト中にもキーワードにあったものを収集しておいてくれるので、圧倒的に情報収集を効率化できるというわけです。
もし、あなたがまだ就職したい企業が固まっていないなら、とりあえず気になる業界や仕事をキーワードに入れて、情報収集してみてください。
志望企業が決まっていれば、その企業名や商品名、サービス名、業界などをキーワードとして登録しておくと良いでしょう。
友人らと情報をシェア
自力で情報収集するだけでは、どうしても時間がかかると思います。
しかし、同じように就職活動をしている友人がいれば、就職活動を有利にすすめる方法などをシェアすることができます。
EvernoteやDropbox、Googleドライブなどのツールを使えば、無料で簡単に情報をシェアすることができますよ。
人が変わると着目点や、気付く箇所も違いますし、お互いに多くの情報収集ができると思います。
就職支援サイトを活用
フリーター・既卒であれば、ぜひ活用して欲しいのが就職支援サイトです。
就職支援サイトでは、求人の紹介を受けられるだけでなく、あらゆる就職活動のサポートをおこなってくれます。
求人探しは希望を伝えれば、それにあったものを探してくれますし、企業の気になる情報も遠慮なく教えてくれます。
応募書類や面接対策をして収集しておいた方が良い情報があれば、それもアドバイスをくれます。
担当の就職コンサルタントがつくので、自分で探すよりも聞いちゃったほうがぶっちゃけ早いです。
しかも就職のプロが対策を一緒にたててくれるため、鬼に金棒状態です。
圧倒的に自力で情報収集するより効率化で、さらに就職成功率もあがるのは間違いありません。
ひとつ、就職支援サイトによって特徴があるため、自分の状態にあった就職支援サイトを活用してください。
20代のフリーターや既卒であれば、20代のフリーター・既卒に特化したハタラクティブなどの就職支援サイトがオススメです。
わからないことはドンドン聞いてくださいね。
自分に合った情報収集の方法で就職活動をラクにすすめよう
情報収集を効率化する方法をいくつか紹介しました。
自分に合いそうな情報収集の方法を使ってもらえればと思います。
情報収集を効率化すれば、ライバルに差をつけられるだけでなく、就職活動自体もとてもラクになると思うのでぜひ活用してくださいね。