「就職のために資格をとってもあまり意味ないよ」
あなたも言われたことがあるんじゃないでしょうか?
確かに基本的には資格よりも前職の実績や、経歴のほうが重視されますよね。
でも、職歴のないフリーターが就職するためには資格は有効なアピール材料になります。
就きたい仕事に就くために、新たに勉強を初めているという姿勢が評価されるからです。
しかも就職前に業界の知識がつくので、会社側としても育てるのに手間がかからず、面接官との会話のネタにもなるので面接にも自信を持つことができます。
といわけでKAZUが聞いた、フリーターが就職するために有利な資格をまとめて見ました。
フリーターが就職するために有利な資格の一部公開
01. 宅地建物取引士
聞いたことはあるけど具体的にどんな資格なのか知らない人も多いのではないでしょうか?
宅地建物取引士は簡単にいうと不動産のエキスパートです。
主要企業が取得を勧めているほどの知名度抜群な人気資格です。
不動産不動産取引を行うため方に、法律の知識をもとに提案、アドバイスをするのが宅地建物取引士の仕事のため、試験では不動産に関する法律や税制に関わる問題が広く出題されます。
宅地建物取引士にしかできない仕事もあり、重宝されるポジションです。
特に不動産屋には5人に1人宅地建物取引士を置くことを義務付けられてるので、この資格があれば不動産業界への就職はもちろん、建築、金融業界への就職も可能になるでしょう。
平均年収も500万円以上と高いのに受験資格も必要なく、半年ほど合格まで勉強を頑張ることができれば、将来明るい資格と言えます。
02. 介護職員初任者研修
数十年後には若者より高齢者多くなることが見えている日本ではとても就職しやすい職種といえるのが介護職。
今後もどんどん募集が増えていくことが予想されます。
介護業界を目指す方には介護職員初任者研修という資格がおすすめです。
介護職員初任者研修を取得するには基本的には通信で学び、土日や夜間に通学して取得する方法と、平日昼間にがっつり通学する方法があります。
受験資格がなく、真面目に勉強をしていれば試験に落ちることがまずないため、誰でもチャレンジしやすいです。
介護福祉士などへキャリアアップすることで平均年収をあげることも可能ですよ。
03. 基本情報技術者試験
実務/キャリアアップに役立ったNo.1に選ばれた、ITエンジニアの半数が取得している定番資格です。
(@IT自分戦略研究所 読者調査(5):ITエンジニアが選ぶ実務/キャリアアップに役立つ資格ランキングより)
主にプログラマー・システムエンジニアなどの職業を目指す人におすすめの資格です。
試験ではIT業界で働くために必要な基本知識、情報処理に必要な論理的な考え方ができるかを問われます。
国家資格でIT業界での入門資格として認知度はとても高いです。
受験資格も特にありませんので、短期独学での合格も十分可能といえます。
プログラマー・システムエンジニアは平均年収400万〜600万と比較的給与が高く、今後も成長が見込める分野なので、数字が得意な方はぜひ挑戦してみるといいと思います。
フリーターから就職する為に有利な資格まとめ
資格なら何の資格を取得しても有利というわけではありません。
取得している資格に関連性がなければ何がしたいのかわからない、と思われても仕方ありません。
なるべく就職する業種に関連する資格を取得するのがおすすめです。
すでにいくつか資格を持っている人も、履歴書に全ての資格を書くのではなく、関連する資格に絞ることが大切です。
資格を勉強する途中でこの仕事は好きになれそうだな・・・この仕事は自分に向いていないな・・・なども判断できるかもしれません。
自分のやりたい業種にどんな資格が有利かどうかは、インターネットで調べたり、就職エージェントに相談するといいですよ。
アルバイトで書くほどの実績がない・・・という方には資格の取得を検討してみてください。
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