「フリーターでやりたいことがあるけど、いったい何歳までに就職すべきなんだろう?」
「今すぐ就職した方が良い気もするけど、ギリギリまで気楽なフリーターでいたい」
「年齢的に就職は厳しいのかもしれないかもしれないけど、希望があるなら就職したい」
いったいフリーターから就職するのは何歳までが限界なのでしょうか?
この記事では、フリーターから就職する場合の年齢でのボーダーラインや、ある年齢から就職活動をする場合のリスクについて考察しました。
職歴なしのフリーターでも就職しやすいのは27歳まで
就職が難しくなるという意味でいえば、27歳までが1つ目のボーダーラインとなるのではないでしょうか。
28歳以上になると、学校を卒業して就職した場合、会社経験もそれなりにある年齢になっているはずです。
実績を残したり、評価をもらうことができれば、役職を持つ人がでてきても不思議ではない世代となります。
大学を卒業した新卒の学生なら、5年以上同じ会社で働いていることになりますから、当然とも言えます。
そのため28歳以上は、フリーターからの就職にかかわらず、就職・転職の際には実績や経験が求められるようになりはじめ、シビアにチェックされる傾向が強くなります。
逆に27歳までは経験、実績よりもやる気が重視されることも多いです。
職歴のないフリーターでも十分に就職するチャンスがあります。
フリーターからの就職を目指す人は、就職しやすいひとつのボーダーラインとして27歳までに就活を始めたほうがいいです。
もちろん、27歳という年齢がフリーター就職の限界ではありませんが、重要なラインとなる年齢だと思います。
40歳以上になるとフリーターからの就職はほぼ不可能
フリーターから就職の2つ目のボーダーラインは40歳です。
実質的なフリーターからの就職の限界は、40歳くらいかと思います。
例え就職すること自体が不可能ではなくても、40歳を過ぎると就職するチャンスは圧倒的に減ってしまうのが現実です。
フリーターから就職を支援してくれるサービスのほとんどは20代~30代までを対象としています。
問題は就職だけにとどまらず、アルバイト先では若いフリーターの方が働けるのでクビになるということもでてくるでしょう。
また、体にガタがきはじめ、「今までと同じ労働ができなくなった!」 というのはよく聞く話です。
そこから新しいアルバイトや就職先を探そうと思っても、当然若い年代が優遇されやすくなります。
条件の良いアルバイトに就くことさえ難しく、やっと働けたと思ったら自分より圧倒的に若い上司から怒られ、卑屈になっていく・・・
それなのに収入はどんどん減っていく・・・
今までは、いざという時には助けてくれていた両親も、定年退職で年金暮らしとなると自分達の生活で精一杯かもしれません。
そうなったら就活する気力さえ出ず、就職するのはかなり厳しくなるでしょう。
資格をとろうとチャレンジしても、よほど勉強でもしてきていない限り脳は衰えています。
新しいことを覚えるのは難しくなってくるかもれません。
空白期間を説明する理由としても、27歳までならまだしも、40歳を超えると説得力のある理由を用意するのが難しいです。
どんな理由があろうとも、ここまでには就職を決めておきたいものです。
ですので、実質的なフリーターからの就職の限界は40歳と言えるでしょう。
27歳以上でも就職支援サイトで就職は可能
まとめると、職歴なしでも就職しやすいのは27歳まで、実質的なフリーターからの就職の限界は40歳までとなります。
しかし、もしあなたが今28歳以上でも希望を捨てる必要は全くありません。
私みたいに、30歳ギリギリでフリーターから就職できた人たちはたくさんいます。
不利な職歴があったり、職歴なしのまま年齢が20代後半になってしまったフリーターの多くは、就職支援サイト経由で就職を成功させています。
面接に何度も落ちた私ですら、ハタラクティブで就職できました。
就職支援サイトを活用すれば、フリーターでも希望条件にあう就職先を紹介してもらうことが可能です。
少なくとも、書類選考で落とされるということがないので、「就活に疲れた・・・どうしたらいいのかわからない・・・」 ということはありません。
就職支援サイトを使えば、27歳以上でも就職するチャンスは十分にあります。
フリーターから優良企業に就職したいならすぐに行動しよう
年齢的チャンスがまだあるからといって、フリーターからの就職の限界といえる40歳まで「フリーターでいいや」とのんびり構えるのはオススメできません。
限界ではないとはいえ、年齢を重ねるほどフリーターから就職できる可能性、もちろんホワイト企業へ就職できる可能性も下がっていきます。
それに、その時まで健康体とは限らないのです。
また、金銭的な問題から時間をかけて就職先を選べるような状況ではなかったり、後がないことの焦りからすさまじいブラック企業に就職してしまうことだって考えられます。
40歳でブラック企業に就職してしまったとしても、転職は難しいので、そこで我慢して働き続けるしかないでしょう。
そう考えると、40歳ギリギリで就職へ動きだすようなことはあまりにもリスクが高いです。
「鉄は熱いうちに打て!」という言葉があると思いますが、フリーターが就職するためには、「何歳までが限界?」と考えるよりも、早く行動することが大事です。
例えば、フリーターからやっと就職した先の会社が、あまり自分の希望通りではない、それどころかブラック企業だったとしましょう。
そうなってしまった時にも、就職する年齢が早ければ転職し巻き返すことができるのです。
就職しようと少しでも思ったなら、すぐ行動に移したほういいですよ。
もし、就職活動に不安があるなら就職支援サイトを活用してみてください。
あなたが20代で首都圏への就職を希望しているなら、20代のフリーター・既卒の就職支援実績が豊富な「ハタラクティブ」が良いでしょう。
その他の地域なら、「就職Shop」が20代のフリーター・既卒に特化していて、求人の取り扱いが多いです。
ハタラクティブと就職Shopは20代までのサービスですが、30代ならDYM就職が利用できます。
フリーターからの就職が何歳までが限界かどうかを気にするよりも、とにかく行動に移す。
これが一生フリーターという事態から卒業し、自分に合う優良企業に就職するために、一番大切なことだと思います。