「フリーターを抜け出したいのに抜け出せない・・・」
そう言う多くのフリーターの人には、逃げ癖がついてしまっているように思います。
わたしも、逃げ癖がついてしまって長いことフリーターを続けていた1人でした。
でも、逃げ癖を克服しないことにはフリーターから抜け出すことはできません。
フリーターから抜け出したいなら、逃げ癖の克服から始めましょう。
逃げ癖があるままでは就職しても上手くいかない
長いことフリーターを続けていると、逃げ癖がついてしまうことがあります。
今まで責任感のある仕事を避け、苦手な人とシフトがかぶらないようにし、嫌なアルバイトはすぐに辞める。
そんなフリーター生活を続けていたら、逃げ癖がついてしまうのも仕方がないのです。
でも、就職して正社員で働くようになれば、逃げ出したくなっても我慢しなければいけないことがでてきます。
毎日決まった時間に出勤しなければいけないし、苦手な人と仕事をしなければいけないこともあるでしょう。
上司にはそれなりの成果を求められてプレッシャーを感じるようになるだろうし、面白くない仕事だってあると思います。
もし逃げ癖があるまま就職したらどうなるでしょうか?
きっと、就職してもすぐに会社を辞めてしまうでしょう。
そしてまたフリーターに逆戻り。
さらに自信をなくしてしまうと思います。
こうやってフリーターからの就職を、ドンドン難しいものにしてしまうでしょう。
だからこそ、逃げ癖を克服してフリーターから抜け出す必要があるのです。
逃げ癖を克服する方法
繰り返しますが、フリーターから抜け出したいなら、逃げ癖を克服しなければいけません。
せっかくフリーターから抜け出せても、またフリーターに戻って前より状況が悪くなったのでは本末転倒ですからね。
では、逃げ癖を克服するにはどうしたらいいのか?
わたしがフリーターから抜け出したいと思っていた時に、意識していたことを紹介します。
1.目的を持つ
なんとなく就職しても、仕事が面白くないと思えば逃げ癖がでて会社を辞めてしまうと思います。
なぜなら、会社を辞めてはいけない明確な理由がないからです。
なので、正社員で働き続ける目的を持つことが大切です。
「なぜ就職して正社員でなくてはならないのか?」を他人の意見ではなく、自分の意見を見つけましょう。
目的が見つからないという人は、「なぜフリーターから抜け出したいのか?」を考えてみてください。
例えば「フリーターの劣等感から開放されたい」なら「就職して結婚して胸を張って生きよう」というように、フリーターから抜け出したその後をイメージすれば目的を見つけることができるはずです。
これで、少なくとも目的が達成されるまでは、自分が納得できる会社を辞めてはいけない理由になります。
2.逃げ道をなくす
逃げ癖を克服したいなら、いっそ逃げ道をなくすことも大事です。
少し荒療治(あらりょうじ)にはなりますが、逃げ道がなければ逃げられませんからね。
もし、今実家で暮らしているなら、フリーターから就職すると同時に一人暮らしをしましょう。
収入がなくなると確実にピンチになりますし、生きていくのに必要なお金がリアルにわかるので、正社員で働き続けることの必要性を感じられると思います。
環境を変えて逃げ道をたつことは、必ず逃げ癖を克服するキッカケになるはずです。
3.とにかく実行を癖づける
考えすぎて何もできなくなっていませんか?
結局グルグル考えた結果、楽な方に逃げる・・・。
逃げ癖があると、考えすぎてしまう傾向にあります。
直感は、今までの経験の蓄積によって感じるものです。
直感を信じ、深く考える前にとにかく実行してみましょう。
そのほうがすぐに確かな答えがでます。
ドンドン行動にうつしていけば自ずと求める答えに近づきますし、逃げ癖も自然と克服できていますよ。
4.完璧を求めない
完璧を求めすぎると、たった一つのことがダメになった時にも全てダメだと思ってしまいます。
現実は、上手くいかないことばかりですよ。
特に就職すれば、仕事でうまくいかないことはたくさんでてきます。
その度に挫折して、逃げ癖が顔を出すようではキリがありません。
上手くいかないのが普通です。
ましてや100%完璧なんてありえません。
失敗してもいいんです。
気楽な気持ちでドンドン行動しましょう。
逃げ癖の克服に就職活動を利用しよう
逃げ癖を克服するための方法を紹介しました。
フリーターから抜け出せない人にとっては大変な就職活動は、逃げ癖を克服する方法を実践する場としてはピッタリですよ。
乗り越えなきゃいけないことが色々とありますからね。
といっても、自分1人だと逃げ癖を克服して就職するのはなかなか難しいんじゃないかなと思います。
そういう時は就職支援サイトを利用してみてください。
就職コンサルタントに逃げ癖があることを相談して、チカラになってもらえば良いんです。
自分が逃げてしまいそうな時に、「逃げちゃダメ」って言ってもらえるだけでもかなり心強いですよ。
就職コンサルタントは就職活動中だけじゃなく、就職した後に「逃げたい」と思った時にもチカラになってくれます。
逃げ癖がでてしまいそうな時には、サポートしてくれる人がいる環境に身をおきましょう。