20代半ば〜20代後半になると、ローンのお世話になりたい機会も増えますよね。
例えば、少し大きい買い物をしたい時にはカードローンのお世話になったり、自動車や家を買う時にはローンを使わないととても無理です。
貯金をするといっても、フリーターでは限界がありますからね。
ただし、ローンが組めるかは収入や社会的信用度によります。
クレジットカードをつくる時のように審査があって、この人なら返せそうだ思われればローンが組めるわけです。
となると、やっぱり心配なのがフリーターでローンは組めるのか?という問題。
今回はフリーターのローン事情についてまとめていきます。
カードローン
カードローンで有名なのは、アイフル、アコム、レイク、プロミス、三菱東京UFJ銀行カードローンなどでしょうか。
まず、フリーターでカードローンを作れるのか?という問題ですが、最近ではフリーターでも作れるカードローンは増えてきています。
カードローンを作る場合、どこの会社も共通の申込条件は20歳以上で安定した収入があることです。
安定した収入がどの程度をいうのかは、カードローン会社によります。
しかし極端な話、フリーターでなくても定期的な収入があれば、主婦や学生でもカードローンを作ることは可能です。
ただし、フリーターや主婦が作れるカードローンは金利18.0%など、高めのものが多いです。
フリーターがカードローンに申し込む時の注意点
フリーターで定期的な収入があれば、何かしらのカードローンを作ることは可能です。
しかし、カードローンに申し込む時注意点として、いくつか気をつけておきたいこともあります。
短期間で何社も申し込まない
カードローンに申し込み、2社連続で審査に落ちた場合、しばらく間をあけたほうが良いです。
カードローンに申し込むだけでも信用情報機関に履歴が残ります。
1ヶ月以内に3社以上に申し込むと、目をつけられ、審査が通りにくくなってしまうのです。
短期間でそんなにローンを断られた人に、お金を貸したくないと思うのは当然ですね。
借入金額は少なめに
カードローンを申込む時、借入金額を書くところがあると思います。
多ければ多い方が後々困らないと思うかもしれませんが、ここは必要な分だけ記入しておくのが無難です。
借入金額が少ない方が、当然審査が通りやすくなります。
目安としては、消費者金融系のカードローンなら50万円まで、銀行系のカードローンなら100万円くらいまでにしておくのが良いでしょう。
まぁ、たくさん借りたくても、年収の3分の1を超えてお金を借りることはできないんですけどね。
フリーターなら平均年収200万円程度なので、他に借り入れがなければ最大でも66万円までです。
実際に使って限度額が足りないようであれば増額の申請ができる場合もありますが、フリーターであまりお金を借りすぎても返済ができないと思いますので気をつけましょう。
自動車ローン
自動車は安くても数十万円はかかるシロモノですね。
やはり購入時のローンは必要不可欠です。
結論からいうと、フリーターでも自動車のローンは組めます。
しかし、やはり条件はあります。
自動車のローンも色々ありますが、共通の申込み条件はカードローンと同じで20歳以上、安定した収入があること、さらに完済時の年齢が70歳未満という条件が追加されます。
自動車の場合、借り入れする額が高いので、分割で数年かけて支払っていくことになると思います。
そのため、働ける限界と思われる70歳が完済時のラインとしてもうけられているんですね。
例えば、65歳で自動車ローンを組む時、5年ローンなら組めるということになります。
フリーターが自動車ローンに申し込む時の注意点
過去に支払い遅れがあると審査に通りにくい
自動車ローンを組む時は、過去の返済記録なども当然チェックされます。
その時、カードを止められブラックになった人、自己破産歴がある人はもちろんNG、支払い遅れが何度もある人も審査に通りにくいです。
支払いは借金の返済についてだけでなく、携帯料金の支払いが何度も遅れているという場合にも審査が通らない場合があります。
将来的に自動車ローンを組みたい人は、ホワイトな支払い記録になるよう、なるべく支払いは遅れないように注意した方が良さそうです。
フリーターの場合、自動車ローンが組めても100万円前後
フリーターで年収が200万円程度の場合、おおよその組める自動車ローンは100万円前後と言われています。
借入状況や収入状況によって200万円まで組めたり、逆に50万円までという人もいるようですが、だいたいは100万円が上限なんだそうです。
もし、フリーターで300万円の車を買いたいなら、現金で用意するしかなさそうです。
住宅ローン
ローンの中でももっとも高額となる住宅ローンは、フリーターでは無理、と思えますよね。
でも、住宅ローンも場合によってはフリーターでも組めるようです。
というのも、住宅ローンの種類によっては、雇用形態よりも直近3年間の収入を重視するところもあるからです。
なので、フリーターであっても年収300万円以上で勤続年数が3年程度あれば、組める住宅ローンはいくつかでてきます。
親子リレー返済という方法もある
自分の収入や勤務状況が不十分である場合、親子で連帯責務となって借りるという方法もあります。
親子で住む住まいを買う時に使う人が多い返済方法で、先に親が返済をし、残りを子どもが返済していくというような返済方法になります。
一旦就職してローンが通ったら辞めるという方法も
条件の良い銀行系の住宅ローンを組みたいなら、正社員になるのが無難です。
でも、どうしてもフリーターでいたいという方は、一旦就職をして審査が通ってから会社を辞めるという方法もあります。
フリーターもマイホームもゆずれない!という人はこういう方法もアリです。
まぁ、フリーターで住宅ローンを返済していけるのか?は別の話ですが・・・。
フリーターでもローンは組めるが計画的に
いつクビになるかわからない、収入が安定しないフリーターは、一般的に社会的信用度が低いです。
金額が大きくなったり、返済が長期なればなるほど、審査は通りにくくなっていきます。
しかし、一定の条件を満たせば、カードローンや少額の自動車ローンなら、フリーターでもローンを組むことは可能です。
ですが、そもそもフリーターでローンを組むのはあまりオススメしません。
少ない収入の中で毎月返済が発生するので、結局自分で自分の首をしめることになるからです。
さらに返済が間に合わなくて、その返済をするためにまた借りるということになったら地獄です。
ローンを組みたいのであれば、正社員になって毎月それなりの安定した収入が得られるようになってから、計画的に組むことをオススメします。
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