フリーターから就職活動をする時、辛い経験することはどうしてもあると思います。
しかも、フリーターから正社員になろうと就職活動をした時ほど、この辛い経験が続くことが多いのです。
まるで圧迫面接のような就職活動
わたしが就職活動で一番辛いと感じたのは面接でした。
わたしはニートの時の空白期間、そしてフリーターという経歴から、書類選考で落とされることが多かったのですが、それでも面接まで通った会社がありました。
でも、それはまるで圧迫面接のようでした。
「どうして大学卒業後、就職せずフリーターになったんですか?」
「空白期間があるようですが、この期間に身につけたことはありますか?」
「ニートでいた期間について説明いただけますでしょうか?」
「あなたを雇うメリットをお聞かせください」
「なぜ今、就職しようと思ったのですか?」
もちろん来るであろう質問にはある程度、準備をしていきました。
でも、わたしは結局答えにつまってしまい、相手の方を見るのが怖くなってしまいました。
ほかの会社の面接でも、答えづらい質問ばかりされることが多かったと思います。
「これは圧迫面接だ」
「最初からわたしを採用する気なんてないんだ」
圧迫面接でなかったとしても、わたしのほうがそんな風にネガティブに考える精神状態になってしまう時期もありました。
今思えば、会社が「なぜフリーターを続けていたのか?」や、空白期間を気にするのは当然のことだと思います。
でも当時は、そういう就職活動が続いて、ネガティブになっていました。
「このままでは一生フリーターだ」
そう思いました。
こんなに辛いならもう「フリーターのままでもいいんじゃないか」とさえ思いました。
でも、彼女や両親はわたしの気持ちに気づいて、励ましてくれました。
わたしはフリーターでい続けていることに劣等感を感じていてました。
そして、どこか「自分みたいな人間が採用されるはずがない」と思いながら、就職活動をしていたのです。
辛い就職活動を終えるために考え方を変えた
まず、フリーターの自分を受け入れるべきだと思いました。
そしてもうニート、フリーターの経歴は事実なんだから仕方がない、これから頑張ればいいと切り替える。
でも面接で答えられなくて、嫌な思いをしないですむように、ちゃんと自分なりの答えは用意する。
それで、採用されなかったらしょうがない。
その会社が自分に合わなかっただけ。
きっと自分を採用してくれる会社はある、と考えるようにしました。
わたしが就職できたのは、就職支援サイトのコンサルタントによるサポートも大きいのですが、こういった考え方ができたことも理由のひとつだと思います。
フリーターが就職活動をすれば不採用連絡やお祈りの手紙がくることはよくあることです。
でもそれはその会社と縁がなかっただけです。
フリーターからの就職活動は辛いことの連続だし、歳をとればとるほど就職活動で辛いことは増えていくかもしれません。
でも、少なくとも20代のうちなら、正社員になれる可能性は必ずあります。
諦めずに就職活動を続けてください。
必ずあなたが働ける会社に出会える日がきます。
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