人事本音シリーズ第2弾は、志望者も多いWeb業界についてです。
ホームページを作成する人や、デザインをする人、企業のWeb担当者などもこれに含まれます。
なんとなく、未経験では就職しにくそうなイメージはありますね。
その中で実際に聞き出せたことをまとめます。
Web業界への質問一覧
どんな人を採用したいと考えますか?
やはり技術職なので、スキルのある人が欲しいとは思っています。
ですが、これは新卒か中途採用かによっても大きく変わる条件ですね。
新卒なら、素直でコミュニケーションが取れれば、こちらで育てても良いかなという場合もあります。
ですので、多少スキル不足でも人柄がよければということはあります。
中途採用なら、純粋に即戦力になるかどうかが最も重要です。
とはいえ、若くてコミュニケーションがとれる人なら、未経験やスキル不足でも採用することはあります。
アルバイトから正社員になることは可能ですか?
未経験の人だと、アルバイトで入れるケースはまれだと思います。
規模の小さな中小企業なら、未経験でもアルバイト採用をおこなっているケースもあります。
ですがそこで結果さえ出せれば、そのまま正社員になることも十分に可能です。
最初は小さな会社にアルバイトで入って正社員になり、その後経験を積みステップアップする人も多いですよ。
Web業界にもブラック企業はありますか?
言いにくいのですが、基本的にはブラック企業しかありません。笑
大手の企業もWeb関連の部署だけがブラック体質だった! というケースも珍しくありません。
ですが、働きたくて働いている人も多い業界なので、現状はほとんどが黙認されていますね。
この業界でブラック企業をさけたいのであれば、大手くらいしかないと思います。
その大手も、しっかり事前調査をしなければ、なかなか帰れないということになりかねません。
フリーターからWeb業界に就職する方法はありますか?
採用したい人の話でも伝えたように、若くてコミュニケーションのとれる人なら、フリーターの人にもチャンスはあります。
ただし全くの初心者は、例え若くても断られるケースがほとんどです。
現場で通用するレベルのスキルまで磨き、実力を発揮してくれそうなら、フリーターからでも歓迎です。
実際スキルさえあれば、40歳位でも高待遇の採用がされるケースもあります。
あとは業界の裏話みたいなものですが、あまりITに強くなさそうな大手企業に派遣社員で入社して、そのまま正社員になるルートもあるようです。
給料も高くて休みも比較的もらえるので、悪くない条件だと思います。
インタビューを終えて
フリーターから就職するのも、不可能な業界ではないことがわかりました。
どうしてもWeb業界を選びたい人は、フリーターで働く合間に勉強をして、腕を磨くのもアリですね。
そうすれば、就職への道も開ける可能性はあるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
※ 会社名、担当者名等は質問されてもお答えできかねますので、ご了承ください。
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