履歴書の志望動機の書き方については前回の記事でご紹介しました。
今回は履歴書でも自己PRの書き方についてご紹介したいと思います。
履歴書の志望動機と自己PRの違いについて
同じような内容を書いてしまいがちなこの2項目。
かきわけ方が難しいですよね。
それぞれの書くべきポイントは下記のような感じです。
自己PR
自分の人柄やスキルをアピールし、それがどうその仕事に活かせるのか
志望動機
どうしてその企業を志望し、就職後はどう貢献していきたいのか
既卒・フリーターでも勝てる!効果的な自己PRの書き方
前記事では志望動機はプロポーズ、自己PRはラブレターに例えると書きやすいとご紹介しました。
まだ自分のことをよく知らない相手とお付き合いするためには、まず自分がどんな人かを知ってもらう必要がありますよね。
企業が相手だとしても同じです。
志望する企業に就職するためには、まず自分がどういった性格でどんな経験をしてきたのかを知ってもらう必要があります。
具体的にラブレターで考えてみましょう。
【自分が怪しいものではないこと、どんな性格でどんな考え方かを誠実にアピールする】
→自分の人柄をエピソードを交えて誠実にアピール
ただポジティブな性格で、と書いても他の応募者と差別化できません。
具体的なエピソードを交えてポジティブに問題解決ができることなどをアピールすると良いでしょう。
盛りすぎは傲慢(ごうまん)だと思われる可能性もあります。
あくまで誠実にアピールしてください。
【今まで経験やスキルを魅力的にアピールする】
→就職したい仕事や企業に関連する経験やスキルを魅力的にアピールする
既卒やフリーターの場合はアルバイト中で得た経験やスキルから考えましょう。
アルバイトでは関連するものがない場合はプライベートな活動でも問題ありません。
それでもない場合は積極的にセミナーなどへ参加したり、資格の勉強をするなどして努力している姿勢をアピールしましょう。
【それが付き合った後どうプラスに働き楽しませることができるのかをアピールする】
→就職後に企業にどう貢献できるのかをアピールする
ここもなるべく具体的に書きましょう。
全体の流れをみて、繋がるように書いた方が説得力が増します。
既卒・フリーターにありがちなNG自己PR
【〇〇についていろいろは経験をしてきました。】
→「いろいろ」など抽象的な言葉は使わないようにしましょう。
【何事にも積極的に物事に取り組んできました。】
→積極的など、〇〇的となる主観的な言葉は人によって解釈が違います。
誰から見ても積極的だと思われるようなエピソードがない限りは使わない方が無難です。
【〇〇が好きです。】
→好きと言われても「で?」となってしまいます。
その好きが仕事にどう活きてきたのか、これからどう活きるのかを書く必要があります。
履歴書の自己PRでは、少なくとも会ってみたいと思ってもらえる文書にしなくてはいけません。
しかし書面だけで自分の魅力を伝えるというのは、かなり難しい作業です。
まったく知らない他人が、その自己PRを読んで会いたいと思うか?の判断が、自分では甘くなってしまいがちです。
自己PRについては間違いなく、就職エージェントなどのプロにチェックしてもらうのをオススメします。
関連の記事: