面接では質問の答えよりも、振る舞いや雰囲気、話し方の方が重要です。
今回は就職面接での印象が良くなる話し方を紹介します。
わたしは数々の面接に落ち続け、長くフリーターを続けてきました。
でも、下記のポイントを意識しながらしつこく面接を重ねることで就職できたんだと思います。
印象が良くなる話し方のポイント
1)相手の目をみて話す
不思議と目があうと、相手に気持ちが伝わりやすくなりますし、相手の気持ちがわかりますよね。
じーっと見つめるのもおかしいので、基本的には鼻やネクタイを見て話し、ポイントポイントで相手の目を見ればOKです。
最初は相手の目を見るのが怖くて苦手だったのですが、日頃からなるべく相手の目を見るようにすることで少しづつ克服できました。
相手の表情が見えなかったから逆に怖かったのかもしれませんね。
2)姿勢
背筋を伸ばして座っていると良いことが2つあります。
1つ目は、背筋を伸ばしていると、自分の脳が自信があると勘違いします。
そのため、自信があるような話し方に自然となりますし、緊張もとけるので上手く話しやすくなります。
2つ目は、相手に声が届きやすくなり、はっきりと聞こえやすくなるということです。
下を向いて話すと猫背になってしまい、声がこもります。
そうすると自信がなさそうに見えるので、印象は良くありませんね。
3)抑揚(よくよう)
就職面接でも話し方に抑揚をつけることが大切です。
あなたは友達に面白い話をする時、オチの部分を声を大きくしたり、声を変えてしゃべったりしませんか?
これを話の抑揚と言います。
棒読みでは面白い話も、面白くなくなってしまいます。
就職面接ではここぞのアピールポイントの時に声を大きくしたり、一瞬間を置いて話すといいでしょう。
4)笑顔
当たり前ですが表情も大事です。
笑顔は相手にやわらかく、とても良い印象を与えます。
自分にとっても緊張がほぐれ、リラックスできる良い効果があります。
自然に笑顔を作るのは難しいですが、慣れです。
苦手な人は接客のアルバイトをして練習するのもありかもしれません。
5)ハキハキと話す
ハキハキと話すことでも自信があるように見せることができます。
言葉の最後に小さい「っ」を入れる気持ちでしゃべるとハキハキと聞こえますよ。
「働いてみたい」と思う人の印象って、暗い人より明るい人の方が多いと思います。
ハキハキ話すと明るい印象にもなるので、オススメです。
6)間をつくる
緊張すると立て続けに話してしまいがちですが、一文話すごとに間をおいて、面接官がしゃべれるタイミングを作りましょう。
落ち着いてしゃべるためにも、一呼吸おいてしゃべるようにすると、早口も予防できます。
7)結論から先に話す
結論→理由という順番で話すと話がわかりやすくなります。
就職した後の実務では、要点をまとめて簡潔に話すことを求められるます。
わかりやすく話をまとめることができると、仕事でも通用する人だという印象をあたえることができます。
8)ラベリングする
これも話をわかりやすく伝える方法のひとつです。
例えば「私が御社を志望する理由は3つあります。1つ目は〜」というふうに話します。
そうすると話にメリハリがつき、要点もわかりやすくなります。
まとめ
就職面接をする前には話す内容を紙に書いて、まとめておくといいですよ。
ただし、丸暗記はダメです。
劇団員を目指しているような人は別ですが、大体の人は棒読みになってしまい、まったく熱意が伝わりません。
就職面接といっても緊張しすぎて良いことはありません。
新しいバイトに入ってきたおじさんに自己紹介と会社への熱意を説明する、くらいの気持ちでいた方が上手くいきますよ。
これはわたしの体験談でもありますが、多くのフリーターの人に役立つと思います。