わたしは、フリーター時代、就職面接で緊張して言葉が出なくなってしまうことがたくさんありました。
言おうと思っていた言葉を忘れてたりすると、頭が真っ白になって、次の言葉がまったく出てこないんです。
緊張せずに答えられる人になるためにはどうしたらいいんだろう・・・
でも、就職面接で緊張するなというほうが無理がありますよね。
「緊張して当たり前なんだ」と思ったら少し気分が楽になりました。
今回は緊張するのが当たり前な就職面接を、少しでも楽にこなす秘策をまとめました。
参考になれば幸いです。
就職面接で緊張しない為の6つの秘策
1. 緊張して当たり前と認める
冒頭にも書きましたが、人は「緊張しないようしよう」にと思うほど、不思議と緊張してしまうものです。
そもそも、この先何年も過ごすことになるかもしれない、自分の人生の1/3にもなる仕事を決める面接で、緊張してしまうのは当たり前なのです。
しかも、就職面接はアルバイトの面接とは雰囲気や緊張感、質問される内容も全然違います。
「緊張しないように!」と思うよりも、まずは「緊張して当たり前」と思うようにしましょう。
他の緊張しないための秘策を試すのはそれからです。
緊張しているのを認めてあげるだけでも、意外と落ち着くことができますよ。
2. 深呼吸をする
慌てている時や緊張した時、イライラした時に「落ち着いて深呼吸」と、あなたも一度くらいは言われたことがあるのではないでしょうか?
深呼吸は気休めではなく、本当に気持ちを落ち着かせる効果があり、緊張もほぐしてくれます。
深呼吸をすると副交感神経が働き、リラックスできるためだそうです。
肩まわりの筋肉もほぐれるので、緊張して体がこわばってしまう人はぜひ試してみてください。
これは、就職面接時に緊張して言葉が出てこない時にも効果がありますよ。
質問をされたら一呼吸おいて、答えるようにしましょう。
3. 緊張しないツボを押す
ツボには色々なものがありますが、実は緊張しないツボというのもあります。
緊張しない代表的なツボは、手にある「労宮(ろうきゅう)」と「神門(しんもん)」です。
労宮(ろうきゅう)
手のひらを上にして軽く指をにぎった時に、中指の先が当たる部分にある「労宮(ろうきゅう)」というツボです。
このツボを、5秒くらいじっくりと押してゆっくり離してみてください。
5回くらい繰り返すと良いですよ。
神門(しんもん)
手首にあるしわの小指側の端、骨と筋の間にある「神門(しんもん)」というツボも、神経を落ち着かせ、緊張をほぐしてくれます。
親指でゆっくりとまわすように押してみてください。
緊張をしないツボは手に集中しているので、就職面接の待合室などでも押しやすいです。
一つでも覚えておくと良いですよ。
4. 笑顔になる
「緊張してるのに笑顔なんてとんでもない」と思うかもしれません。
しかし、無理にでも笑顔をつくるとリラックス効果が期待できます。
笑顔になると、脳が勝手に「楽しいんだ」と勘違いするそうです。
そうするとポジティブに考えることができて、余計な心配もせず、自然に話すことができるようになります。
面接官も好感をもちますし、つられて笑顔になってしまったりもするものです。
面接官の笑顔が見れたらさらに緊張がとけそうですね。
5. 実力以上に大きく見せようとしない
就職面接では、どうしても自分を少しでも良くみせようと力がはいってしまいがちです。
でも、自分の実力以上に良くみせようとすると「失敗はできない」と思って、余計緊張してしまいます。
どちらにせよ、無理をして良くみせようとしても、何人も面接をしているような面接官にはバレてしまうものです。
それよりは自分の実力を認め、その上で努力していくことを誠実に伝えるほうが好印象です。
6. 「緊張しています」と言ってしまう
緊張していてなかなか言葉がでてこない時には、いっそ「緊張しています」と言ってしまいましょう。
「緊張しています」と言うことで、マイナスになるようなことはありません。
テンパッて黙ってしまうよりは、素直に伝えることで逆に好感をもってもらえるかもしません。
面接官も、面接者が緊張して当たり前とわかってくれているので、人によっては優しく声をかけてくれますよ。
「どうしよう」と頭が真っ白なるよりも、言ってしまったほうが楽になります。
就職面接で緊張せず答えられる人になるには慣れること
就職面接の直前や就職面接中に実践できる、緊張をほぐす方法を紹介しました。
しかし、模擬面接をしたり、初対面の人と話す機会を増やすことで、なるべく緊張しない訓練をつむことは可能です。
ほかにも、オフ会に参加したり、会社の説明会に行って質問してみたり、練習用にいくつか面接を受けてみたり、場数を踏んでみてください。
繰り返し訓練していけば、いつか慣れて、さほど緊張せずに答えられる人になれると思いますよ。
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