面接でよく聞かれる質問に、「あなたの長所と短所はなんですか?」という質問があります。
100回以上面接を経験しましたが、90%はこの質問をされたと思います。
今回は面接での長所と短所の話し方について書いていきたいと思います。
なぜ長所と短所を聞く?
会社にあっている人材かどうかを確かめたい
例えば営業職を希望していたとします。
そんな人が面接にきて、「自分の長所は黙々と集中して作業ができることです。
フリーター時代はスーパーの品出しをアルバイトの中では一番に終わらせるくらい早くこなしていました。
短所は口数が少なく、近寄りがたくみられることです。」なんて言ったらどうでしょうか?
これはわたしの言った失敗例になりますが、営業には向いてないでしょ!? と突っ込みたくなりますよね。
今思えばですが・・・。
面接官は長所や短所を聞くことで、希望する職種にあっているか、会社の社風にあっているかなんかも見ています。
自分のことを客観的にみれているかどうかを確かめたい
仕事でクリアしなければいけない問題にぶつかった時、自分のことが客観的に見えていなければ、何が問題なのか原因をつきとめることは難しいと思います。
長所や短所など、自分のことをよくわかっているかということは問題解決能力にも繋がります。
また、自分の短所を認めることができなければ、上司にアドバイスをもらった時にも素直に活かすことができないかもしれません。
短所を克服できる人かどうかを確かめたい
就職面接では短所をどう話すかで、短所を見つめ克服することができる人かどうかも見ています。
短所を克服する努力ができない人は仕事でも成長が遅かったり、止まってしまう人だと判断されてしまいます。
フリーターが就職面接で好印象な長所と短所の話し方
具体的なエピソードと一緒に話す
ただ「長所は◯◯です。」と話しても、ふわっとしていて、良さが伝わりません。
具体的なエピソードと一緒に話すことで、その長所が仕事でどんな風にいかされるのかがイメージしやすくなります。
フリーターの人はアルバイトの中でのエピソード、既卒の人はサークルや在学中のエピソードを話すといいでしょう。
アルバイトでの評価など、他人からの評価もたす
他人からの評価から、分析した長所、短所を話すと更に説得力が増します。
面接官も必ず聞かれる質問として、答え多少盛って用意しているのは予想しています。
短所には克服するためにしている努力も話す
短所を話すときには必ず今克服するために努力していることも伝えましょう。
これも具体的に、どうなるべくどんな勉強や行動をしているのかを伝えます。
まとめ
長所や短所を上手く伝えられると、フリーター・既卒の就職面接でもとても有利になります。
自分で考えているだけだと、上手く伝えられているかがわからないものです。
面接前には親や友人、転職コンサルタントに聞いてもらって練習し、アドバイスをもらうのが上達の近道になると思います。