既卒やフリーターにとってアルバイトの経歴は、切っても切り離せないものだと思います。
わたしも短いものから1年以上働いてたものまで、いくつかのアルバイトを経験してきました。
もちろん、今の就職先の仕事に関連するようなものばかりではありません。
むしろ関係ないものの方が多かったかもしれませんね。
ですが、既卒やフリーターの人にとっては、アルバイト経歴も書き方次第で立派なアピール材料になります。
今回は、履歴書の職歴欄にアルバイト経歴を書く場合の書き方をまとめて紹介します。
履歴書にアルバイト経歴を書くかどうかは状況次第
先ほど、書き方次第でアルバイト経歴はアピール材料になるとお話しました。
しかし、まず、履歴書にアルバイト経歴を書いたほうがいい場合と書かない方がいい場合があることを知っておいて欲しいと思います。
履歴書にアルバイト経歴を書いた方がいい場合
履歴書にアルバイト経歴を書いたほうがいい場合は、基本的にフリーターや既卒からの就職を目指す場合です。
フリーターや既卒の場合、職歴でアピールできることがなかなかないと思います。
そんな時アルバイト経歴があれば、空白期間の説明になりますし、何かしらのアピールになるはずです。
例えば、1年以上アルバイトを続けた経歴があれば、最低限、真面目に働き続けることができる人という印象を与えられるでしょう。
志望企業の仕事や業界に関連するアルバイト経歴があれば、知識やスキルがあることをアピールできるので、面接で詳しく聞きたいと思ってもらえるかもしれません。
フリーターや既卒の場合は、履歴書にアルバイト経歴を書いてもプラスに働く場合が多いのです。
履歴書にアルバイト経歴を書かない方がいい場合
逆に履歴書にアルバイト経歴を書かない方がいいのは、新卒や直近で就職経験がある場合です。
新卒から正社員を目指しているのにアルバイト経歴を書くと「書き方をしらないのかな?」と思われます。
また、正社員から正社員への転職を志望しているはずなのにアルバイト経歴を書くと「この人は何をしたいのだろう?」と思われてしまう可能性があります。
ただし、過去に就職経験があっても長い間就職ができず、生活の為にアルバイトをしなければいけなかった場合もあると思います。
そのような場合はアルバイト経歴を書いたほうが良いです。
空白期間になってしまうと印象も良くないですし、どちらにしても面接で聞かれると思います。
その場合は、最低でも3ヶ月以上の長期で働いていたもののみを記入しましょう。
フリーター・既卒向け履歴書のアルバイト経歴の書き方
では、履歴書にアルバイト経歴を書く場合の書き方を紹介していきます。
職歴欄にアルバイト経歴を書く時は、通常通り入社年月を書いて、末尾に「アルバイトとして入社」と記載しましょう。
次の行に、職種名や仕事の内容を簡単に書いていきます。
ビジネスマナー研修をうけた、リーダーポジションをしていた、新しいバイトのトレーニングを任されていたなど、特別アピールできそうなものがあれば、そのことを簡単に記載しても良いでしょう。
- ○○年○○月 □□株式会社にアルバイトとして入社
1週間のビジネスマナー研修後、レジ打ち、品出し、在庫管理を担当
アルバイトとして働いていたのか、正社員として働いていたのか、しっかりとわかるように書くのがポイントです。
退職年月の記載は、「○○年○○月 □□株式会社 一身上の都合により退職」のみで構いません。
アルバイト経歴はどこから書く?
フリーターや既卒でも、アルバイト経歴は書けば書いただけ好印象ということではありません。
短いアルバイト期間のものをいくつも書いても、「続かない人」という印象が強くなるだけです。
これは正社員への就職においては逆効果です。
アルバイト経歴は、最低でも3ヶ月以上続けていた長期のものだけを書いていきましょう。
ダブルワークの場合の書き方は?
ダブルワークの場合は、履歴書にはメインとして働いていたほうのアルバイト経歴を書くのが良いでしょう。
志望する会社の仕事や業界に関連するようなアルバイト経歴がある場合は、それを優先して書くのもアリです。
短期のアルバイト経歴しかない場合は?
今までアルバイトが続いたことがない、日雇いのアルバイト経歴ばかりという場合には、アルバイト経歴の比較的長いものや、希望する仕事や職種に関連するもののみにしぼって書いていきましょう。
何も書かないと、「ただニートとして過ごしてきたのでは?」と思われる可能性がありますし、全て書いても「何も続かない人」という印象を持たれてしまいます。
履歴書にアルバイト経歴を書く時は採用担当者の考えを想像して書こう
アルバイト経歴の書き方には、決まったものがあるわけではありません。
そのため、どのアルバイト経歴を書いたら印象が良くなるか?どのように書いたらくいついてもらえるのか?採用担当者の考えることをイメージして書くことが大切です。
とはいっても、正直どこからどこまで書くべきかは、自分で判断するのは難しいかもしれませんね。
わたしは就職コンサルタントと相談し、志望企業にあわせてどう書くべきか?アドバイスをもらって書いていきました。
履歴書をみせて、直接添削してもらうこともできるのでかなり心強かったです。
履歴書の書き方が面接にすすめるかどうかを左右する時もありますので、不安な人は参考にしてみてください。
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