フリーターを長くやっていると、「あれ?この時期何をしていたっけ?」と思うような空白期間ができてしまうことがあります。
アルバイトを変えた時期とかでちょっと遊んでいたという期間だったり、病気で療養していたという期間だったり、就職活動したけど就職できなかったという期間だったり、ポジティブなものからネガティブなものまで様々な空白期間があると思います。
でも、この空白期間、履歴書を書いてみるとどう埋めればいいのか悩むところですよね。
今回は履歴書の空白期間の埋め方や面接の説明のポイントをまとめました。
空白期間を理由に悩んでいるフリーターの人は参考にしてください。
空白期間に嘘はダメ
多くの人は「空白期間なんて他の期間にかぶせて誤魔化してしまえ!」と思うのではないでしょうか。
わたしも最初はそうして履歴書を誤魔化していました。
消し去りたい黒歴史は、誰だって一つくらいはもっているものですからね。
ですが、嘘はダメです。
嘘を書いても、結局面接でボロがでるからです。
例え面接でバレなかったとしても、いつバレるのかヒヤヒヤしながら仕事を続けなければなりません。
無事就職できたとしても、バレて経歴詐称でクビなんてこともあり得ます。
素直に書く方が結果的に良いです。
【理由別】空白期間の埋め方や説明のポイント
空白期間の埋め方や説明する時のポイントを理由別にまとめました。
あてはまる理由のものを参考にどうぞ。
就職できずにできた特に理由がない空白期間
学校卒業後就職できたなかった、再就職のための就職活動が上手くいかなかった、なんとなくフリーターになってしまったなどの、いわば自然にできてしまった空白期間があると思います。
この間アルバイトをしていた人は、履歴書にアルバイト経歴を書きましょう。
ただし、アルバイト経歴は長期のものや志望する仕事に関連するものに絞ってください。
特に何もやっていなかった人はそのまま空白にしましょう。
十中八九面接で聞かれると思いますので、事前に答えを考えておくことをオススメします。
面接時には、正直ベースで空白期間について答えつつ、その空白期間で得られたものや反省点があれば反省し、今は働くことに対して意欲があるという姿勢をアピールしましょう。
フリーター歴が長いことで空白期間が長くなってしまった方は、下記の記事も参考にしてみてください。
フリーターになった理由、フリーター歴が長い理由の答え方まとめ
留学・旅・資格勉強・出産などの空白期間
- 語学留学のため海外に1年間住んでいた
- 世界を旅していた
- 資格取得のため勉強をしていた
- 結婚や出産のため働いていなかった
これらの理由はネガティブなものではないので、そのまま書いて問題ありません。
履歴書には下記のような感じで簡潔に記入します。
「 ◯◯年◯◯月〜◯◯年◯◯月
語学留学のためカナダに1年間滞在 」
面接で聞かれた時も素直に答えましょう。
その際には、空白期間中に得たものや、成長できた話、これから働くにあたっての意欲などを伝えられるともっといいですよ。
病気が原因の空白期間
空白期間の原因が病気の場合、「採用担当者が安心できる理由を伝えられるか」がポイントになります。
採用担当者はあなたが休みがちな人なんじゃないか?
また病気になって辞められてしまうのではないか? を心配しています。
履歴書には簡潔にでかまわないので、完治の場合は下記のように書きます。
「 ◯◯年◯◯月〜◯◯年◯◯月
病気療養のため入院 現在は完治 」
さらに面接できちんと「今は完治しており、再発はありませんので業務に支障はありません」と伝えましょう。
現在治療中の方は、なるべく完治してから就職活動をする方がいいと思います。
治療中でもお医者さんから働いてもいいと許可をもらっている場合は、「担当医から働いても問題ないとお墨付きをいただいております」と伝えましょう。
精神面が原因の空白期間
精神面が原因の空白期間は、簡潔に説明するのが難しい部分になります。
採用担当者は、リスクをなるべく避けようとしますからね。
履歴書の文面だけだとフォローが何もできないので、良くないイメージのまま採用枠から外されてしまう可能性もあります。
履歴書には詳しくかかず病気療養のためとし、面接できちんと説明するのが良いでしょう。
ポイントは病気と同じく、「採用担当者が安心できる理由を伝えられるかどうか」です。
「現在は大丈夫だ」という説得力のあるエピソードや実績を交えて伝えられるように準備しておきましょう。
空白期間があっても就職は不可能じゃない!
空白期間があるからといって就職できないことはありません。
要は空白期間が原因で採用担当者がもってしまう不安感を、とりのぞいてあげればいいのです。
つまり、空白期間があっても履歴書の埋め方や面接での伝え方次第で、就職することは十分可能です。
30代になると厳しいかもしれませんが、20代であれば空白期間があっても就職できないと悩む必要はありません。
今は、空白期間がある人や不利な条件の人向けに特化した就職支援サイトもありますしね。
わたしが利用したハタラクティブなら、20代なら空白期間のある既卒やフリーターでも利用でき、さらにひとりひとりに担当の就職コンサルタントがつきます。
履歴書のアルバイト経歴の書き方や空白期間の埋め方、面接での空白期間の説明の仕方など、何から何まで相談にのってもらえます。
対象は首都圏の求人のみですが、無料で利用できるので、関東に住んでいるなら使わない手はないですね。
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空白期間に悩んでいる人は、気軽に相談してみてくださいね。
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