応募書類や面接で自分のアピールをする時、一番使えるのは実務経験ではないでしょうか。
しかし、わたしには職歴はありませんでした。
大学卒業後はニートになって、フリーターになりましたからね。
職歴はなかったですが、アルバイト経験はあったので、そこからアピールする材料を探すことができました。
でも、アルバイト経験すらないニートや既卒の場合、どこをアピールしたらいいのか困りますよね。
この記事では、アルバイト経験すらない人はどこをアピールしたら就職できるのか?を採用担当者に調査してまとめました。
ニートや既卒はアルバイト経験以外にここをアピールしよう
アルバイトの経験もないニートや既卒の人にとって、就職活動はとても大変です。
それでも就職するためにはアピールポイントを見つけ出し、自己アピールにつなげるしかありません。
1. 学生時代の活動をアピールする
学生時代に部活、ゼミ、研究、ボランティアなどの活動をしていた人はその経験をもとに話を膨らませてみてください。
チームで何か成し遂げたことがあれば、協調性がアピールできます。
会社の仕事のほとんどはチームワークなので、チームの中で力を発揮できたエピソードがあれば立派なアピールポイントになりますよ。
2. 資格など勉強していたことをアピールする
資格を勉強していたことがある場合は、なぜその資格をとろうと思ったか? 合格するためにどんな努力をしているか? をアピールするといいでしょう。
その時アピールするのは、なるべく希望する業界や職種に関連するものにしてください。
仕事や業界に関係ない資格についてアピールするより、有利になる可能性が高いです。
3. マイナス要素を経験としてアピールする
アルバイトをしてこなかったということは、何か嫌な経験があるはずです。
「それがあったからこそ、今こうして気持ちを入れ替えて就活している」
「そのために頑張っていることは○○」など、マイナス要素を逆手にとって前向きにアピールするのもアリです。
ただし、マイナス要素を伝える時は、必ずそれをカバーできる前向きな姿勢を一緒に伝えてください。
4. 性格、考え方などをアピールする
ポジティブ、人に優しいなど、性格や考え方でもアピールはできます。
その際には、ただ「前向きな性格です」だけでなく、その前向きさが十分に伝わるエピソードをそえましょう。
よりリアルになり、採用担当者に伝わりやすくなります。
アルバイト経験すらない場合は、空白期間の説明も大切
アルバイト経験もないということは、当然「それまでどうしていたんですか?」という話になります。
ぽっかり職歴や経歴があいてしまっている期間を空白期間と言いますが、既卒やニートの場合、この空白期間について説得力のある説明ができるかどうかも大切です。
病気や家庭事情によって空白期間がある場合は、きちんと説明しましょう。
この場合、現在はすでに完治していることなどを伝え、採用担当者に安心してもらえるかどうかがポイントになります。
旅や資格の勉強などによる空白期間の場合は、空白期間中に成長できたことや得られた経験などを伝えると良いでしょう。
うつや精神的なものによる場合も、正直に伝えた上で現在は問題ないことをしっかりと伝えることが大事です。
まとめ
正直、アルバイト経験すらない人の就職は、フリーターの人より更に難しいそうです。
その上、ニートでいた空白期間が長くなればなるほど、どんどん就職が難しくなってしまいます。
なるべく早めに、就職活動を始めることをオススメします。
自分のアピールポイントを自分で見つけるのが大変な人は、第三者に自分の長所はどこかを聞いてみるのがいいですよ。
なお、就職支援サイトを利用すると、担当のコンサルタントが話を聞き出して一緒に考えてくれます。
近くに聞ける人がいなかったり、聞きづらかったり、家族や友達に聞いてもイマイチな意見しか出てこなかった時には、就職支援サイトを利用してみてください。
関連の記事: