突然ですがフリーターで「収入に満足している」という方は少ないのではないでしょうか?
「あと3万あれば毎月の生活が楽になる」
「どうしても買いたいものがあって臨時収入が欲しい」
「バイト代を使いすぎて今月ピンチ」
そんな時に副業で稼ぐ手段を知っておくと便利ですよね。
【フリーターの平均年収はいくら?正社員との差は倍以上にも】の記事でも紹介しましたが、平均年収200万円以下のフリーターが多い現状、長い目でみれば就職することが効率的+大幅に収入をあげる一番の方法なのは絶対です。
といっても、入社してから最初の給料が入るまで大抵1ヵ月程度かかりますし、「とにかく今お金が必要」という時もありますよね。
というわけで今回は、生活費のたしにしたり、お金のピンチを一時回避するのにオススメの副業について紹介します。
特別なスキルや経験がなくてもやりやすい副業や時間をしばられない副業、利用料が無料で資金の必要がない副業など、フリーターの方でも参入しやすい副業を中心に紹介しますので参考にどうぞ。
副業01:在宅ワーク(データ入力、アンケート、記事作成、翻訳、クリエイティブな仕事など)
メインの仕事は外でしている方がほとんどかと思いますので、副業は家でできたほうが嬉しいですよね。
副業はスキマ時間に基本的に在宅でやるものが多いです。
簡単な在宅ワークで代表的なものは、データ入力や、アンケートへの回答、記事作成などです。
簡単な仕事は1件数円〜数百円程度なのであまり多くは稼げませんが、数分~数時間で片付くので、空いた時間を有効活用するのにも向いています。
報酬が良い在宅ワークはスキルや経験が必要になるもので、代表的なものだと英語・中国語などの翻訳、ロゴや名刺などのデザイン、ホームページの制作、プログラミング、イラスト制作、漫画制作などがあります。
在宅ワークを探す時は、クラウドソーシングサイトに登録すると便利です。
クラウドソーシングサイトとは、個人や企業が仕事を発注したり、受注したりできるサイトのことです。
利用料無料で数ある仕事の中から自分のやりたい仕事に簡単に応募できるので、在宅ワークをやる方には利用必須サイトといえるでしょう。
知名度があるところだと「クラウドワークス」や「ランサーズ」が有名で、たくさんの利用者がいるため仕事依頼も多く、副業の幅も広いですね。
ほかにも体験談や記事作成など、文章作成系の副業をしたいなら、「Bizseek」が初心者でも参入しやすいでしょう。
Bizseekなら、クラウドソーシングサイトのなかでも手数料が最安クラスなので、低単価の仕事でも手元に多く残ります。
なるべく利用者の多いクラウドソーシングサイトを利用するのが、自分のできる仕事を見つけやすい基準となるのではないでしょうか。
基本的に登録しないと募集中の仕事は見れないようになっているので、登録してみて自分ができそうな仕事の多いところですすめていくのが良いでしょう。
副業02:アフェリエイト
アフィリエイトは情報や商品をブログ等で紹介し、広告収入で稼ぐ方法のことです。
紹介した商品が売れたり、広告がされたりするとお金がはいります。
ある程度の収入になるまでは時間がかかりますが、一度収入が入る仕組みを作ってしまえば継続的に寝ている間でもお金が発生するので、副業として取り組んでいる人は多い気がします。
ブログを書いた経験があったり、インターネットでの情報収集が得意な人には向いているかもしれません。
アフィリエイトを始める場合、ブログなどで紹介する商品を取り扱っている「ASP」というサービスに登録する必要があります。
代表的なものだと「A8.net」が有名です。
ほかにも、数円~にはなりますが広告をクリックしてもらっただけで報酬の入る「AdSense」というサービスもあります。
ただ先ほども紹介した通り、アフィリエイトは収入になるまでは時間がかかり、途中で挫折する人も多いです。
「すぐにお金が欲しい!」という人には向いていないので、長期的にコツコツ頑張れる人は挑戦してみてください。
副業03:ポイントサイト
ポイントサイトは、アンケートなどに応えたり、クリックをしてポイントを貯められるサイトのことです。
そのポイントで買い物ができたり現金に換金できたりするので、副業としてバイトの休憩時間や通勤中など、ちょっとしたスキマ時間にポチポチ稼いでる方は多いですね。
ポイントは一気に貯まるものではありませんが、特にリスクもなく、何よりスマホだけで誰でも手軽にできるのでフリーターの方だけでなく、主婦や学生など幅広く人気があります。
人気のあるサイトは「げん玉」や「ちょびリッチ」というポイントサイトで、ゲームをするだけでもポイントが貯まります。
自分が紹介した人が登録したりポイントを貯めたりすると、自分にも特典があるので、紹介を積み重ねて副業にしている方もいるようです。
副業04:フリマやネットオークション
少し前までは不用品を高く処分しようと思うと、「ヤフオク」などのオークションサイトに出品する方法が一般的でした。
最近ではフリマのスマートフォンのアプリが普及したおかげで、より簡単に不用品を売ることができるようになりました。
中学生や高校生が気軽にお小遣い稼ぎに使ったり、転売に利用して副業として一定の収入を得ている方もいるようです。
「メルカリ」などのアプリはわたしも使ったことがありますが、捨てるはずだったものを誰かに使ってもらえ、しかもお金になるのでお得感があります。
やりとりや梱包などの手間はありますが、フリマアプリやネットオークションを活用したほうが近所のリサイクルショップへ持っていくよりも高い値で売れる時が多いので、ついでに家の中の整理をしたいときにオススメです。
ちなみに売り値の価格に迷う時は、「オークファン」というサイトでさまざまなオークションサイトの価格相場を調べられます。
副業05:治験バイト
治験とは、新しい薬が開発され、世に出回る前の最終チェックとして人での効果や副作用などを確認する試験のことです。
治験は厚生労働省から「薬」として承認を受けるために、かならず必要な試験になります。
なぜ治験が副業になるのかというと、治験に参加するとそこそこの報酬がもらえるのです。
なので「治験バイト」と呼ばれています。
ただし、誰でも受けられるわけではなく、年齢制限があったり、健康な成人やその薬の効果が期待できる状態の人にだけに絞られます。
副作用がでることは十分にありますが、最低限安全性が確保された状態で試験となるので、薬の効果で後遺症が残るような症状がでることは基本的にはないようです。
方法は通院か入院がメイン。
1ヶ月程度の入院で30万円くらいもらえることもあるそうです。
健康である、時間に余裕がないとできないといった制約はありますが、人気があり、そこまで数があるバイトではないので競争率は高めのようです。
この副業に限っては、フリーターや学生の時でないとなかなかチャレンジしにくいかもしれません。
副業06:自分の趣味や得意なことを売る
在宅ワークの文章作成の仕事やデザイン、プログラミングなども、自分の趣味や得意分野を活かす副業です。
こういったわかりやすく仕事にできる自分の趣味や得意なものがあれば良いのですが、なかにはクラウドソーシングサイト上で仕事が見つからなかったり、なかなかお金に結びつきにくい趣味や得意分野もあると思います。
例えば、ダイエットの知識が豊富、掃除が得意でさまざまな汚れの落とし方を知っている、秘伝のレシピがある、冷蔵庫の残りで献立を考えるのが得意、ボカロの曲が作れる、結婚式の動画が作れる、食べるのが好きで築地エリアなら色々な店を知っている、ハンドメイドが趣味、声優を目指していてナレーションが得意、似顔絵を描くのが得意、顔の分析ができる、手相占いができる、資格を持っていて受験対策を教えてあげられる、オシャレが好き、恋愛経験が豊富とか。
知識系はアドバイスします!でお金になったり、作れる系は代わりに作ります!で副業になりえます。
いってしまえばどんなことでも副業になる可能性があるわけです。
ただ、自分の得意分野や趣味のなにがお金になるのか?は自分では思いつきにくいので、一度ココナラを覗いてみるのがオススメです。
自分で気付いてないウリが見つかったり、「こんなことでもお金になるのか!」って発見があると思います。
なかにはハンドメイドなど作ったものがたくさあって、自分でネットショップを開くという副業をしている猛者もいます。
手間はかかりますが、最近では無料でネットショップを簡単に作れるサービスもあるのでチャレンジしてみても良いかもしれません。
就職しても副業はできる
たまに「副業は正社員は禁止なのでは?」と聞かれることがあるのですが、もちろん就職しても副業はできます。
わたしも正社員のサラリーマンですが、文を書くのも好きなので文章作成系の副業をしています。
昔は「正社員は副業禁止」という会社もあったようですが、最近では時代の流れで副業を公に認める会社も増え、むしろエンファクトリーなど副業を推薦している会社もあるくらいです。
会社選びの時「副業OKかどうか?」を気にする人も増えています。
安倍内閣の働き方改革でも、どちらかと言えば副業は推奨されていますね。
実際、私の周りのサラリーマンの人たちにも聞いてみたところ、ほとんどの人がなにかしらの副業をやっていました。
わたしが思うに、副業には収入が増える以外のメリットもあるからだと思います。
副業をするメリット
- 収入が増える
- 少額でも好きなことで稼げる
- いつもやっている仕事とは違うため気分転換になる
- 会社以外の交流や人脈ができることもある
デメリットといえば、副業をやりすぎて時間に追われる可能性あるということくらいでしょうか。
年間20万以上稼ぐと、フリーターであれ正社員であれ確定申告の手間が発生しますが、そこまでいくこともそうそうないので、収入をおさえるなり、確定申告するなり、その時考えれば良いと思います。
ちなみにわたしは、今の仕事内容や収入にはそこそこ満足しています。
職場の人間関係も悪くありません。
ですが、残業はあまりないですし、あいた時間で好きなことをして収入がプラスになるのは素直に楽しく得した気分にもなるので、副業もしています。
ストレスを感じる日も当然ありますので、そういった時は気分転換にもなりますね。
「副業はあくまで副業」が基本
今回さまざまな副業を紹介しました。
繰り返しますが今回紹介した副業は、費用も必要なく、フリーターはもちろん誰でも気軽に始めることができます。
特にチャレンジしやすい副業はポイントサイトやフリマですね。
手に入るお金は少なめですが、特に考えることもなく稼げます。
副業は在宅でできたり、パソコンさえあれば時間や場所にとらわれないので「メインの仕事にできないか?」と思う方もいるかもしれません。
正直、副業でやっていることをメインの仕事にしようとするのは、よっぽど他者とくらべて優れたスキルがないとかなり大変です。
というのも、在宅ワークですら初心者やスキルがない人ができるものは1件数円~高くても数百円程度。
そのうえ継続して発生する仕事が少ないので、一定の収入をあげることはかなり厳しいです。
なので、フリーターなり正社員なり、何かしらメインの仕事があるのは前提になります。
その前提で副業にかけられる時間をかんがえるとプラス1~3万くらいが限界でしょう。
積極性をもって相応の努力をすれば不可能ではないと思いますが・・・。
わたしは副業をやること自体はメリットが多く、大賛成です。
ですが、大変な努力をしてまで稼ぎたくはないという人は「副業はあくまで副業」と考えておくのがオススメです。