職歴なしのニートの場合、就職活動で応募しても書類選考ではじかれてしまうことが多く、就職することが難しいのは間違いありません。
いやいや応募した、ブラック企業への就職さえ断られてしまうことがあるでしょう。
しかし、職歴なしのニートは絶対就職できないかというと、そういうわけでもないのです。
40代であれば、例えフリーターであっても就職は絶望的ですが、20代なら就職が成功する方法や確率は少ないものの、やり方次第では就職できる可能性が十分にあります。
今回は職歴なしのニートから就職が成功する方法についてや、ニートからの就職サポートをしてくれる就職支援サイトについて紹介していきます。
ニートからの就職活動にもやり方やコツがある
就職活動にも就職するためのやり方や、コツのようなものが存在します。
特にニートから就職を目指す場合、やみくもに就職活動をしても、まず上手くいきません。
就職活動のやり方はインターネットで検索する、本を読んで覚えるなどの方法もありますが、その方法だけだとつまづく人も多いと思います。
本では情報が古かったり、ネットの情報の中には適当なことが書いてある場合があるからです。
自力で就職活動をするとそれらの情報が正しいのか確かめるすべがないですし、困った時に相談できる人もいないため、就職活動が辛くなり就職を諦めてしまいがちです。
そのため、ニートから就職を成功させたいなら就職支援を受けながらの就職活動は必要不可欠です。
なかでも民間の就職支援サイトを利用して、就職活動のやり方を覚えていく方法をオススメします。
就職支援サイトを利用すれば、現役の就職のプロに教えてもらいながら就職活動をすすめることができます。
民間の就職支援サイトをオススメする理由は、ハローワークなどの公的機関に比べ、求人の質が高くサポートが手厚いことが多いためです。
民間の場合、求職者の就職率や入社後の定着率が企業の経営に影響してくる上に、他社の就職支援サイトというライバルも存在します。
そのため、公的機関に比べ受けられるサポートの質や、求人の質が良い傾向にあります。
1ヶ月未満の短期で就職することも不可能ではありません。
就職支援サイトなら就職相談はもちろん、求人の紹介もしてもらえる
わたしもフリーターから就職する時に、民間の就職支援サイトを利用しました。
自力で就職活動をしても上手くいかなかったからです。
ニート歴があったこともあり、自信もありませんでした。
就職支援サイトに登録した時は、自分の今までの経歴が変わるわけでもないのに、「これで就職できるのか?」かなり不安がありました。
しかし、実際は登録してから約1.5ヶ月で就職が決まりました。
就職支援サイトでは、専任の就職コンサルタントがついて、就職相談から求人の紹介、応募書類や面接対策までイチから就職をサポートしてもらえます。
わたしは、就職に関する相談はもちろんですが、将来の自分のキャリアプランも相談していました。
民間の就職支援サイトを利用できるのは20代まで
ひとつ前もってお伝えしておかなければいけないのが、民間の就職支援サイトの場合、職歴なしのニートが利用できるのは、ほとんど20代までということです。
職歴があれば、利用できる就職支援サイトや転職サイトは30代、40代でも豊富にあります。
しかし、職歴なしとなると30代以降の就職が極端に難しくなるため、民間の就職支援サイトでは断られてしまいます。
民間の場合、就職支援会社側も商売でやっているため、就職できる見込みの低い利用者がいても、就職率が下がってしまうだけだからです。
職歴なしの30代、40代のニートの方は、現状ハローワークなどの公的機関を利用して就職サポートを受けるしかありません。
そのため、もしあなたが20代ギリギリの年齢なら早く就職への行動を起こすことをオススメします。
職歴なしのニートからの就職もサポートしてくれる就職支援サイト
前述した通り、20代までであれば職歴なしのニートからの就職もサポートしてくれる民間の就職支援サイトは存在します。
20代の職歴なしのニートなら、ニートや既卒に特化した就職支援サイトを利用しましょう。
わたしがオススメするのは、下記の3つの就職支援サイトです。
この3つの就職支援サイトは、20代のニートやフリーター・既卒からの就職に特化しており、他の就職支援サイトで断られた経歴の人でもサポートしてもらいやすいです。
【東京都対象】若者正社員チャレンジ
若者正社員チャレンジは、東京都内の中小企業で実際に実習をした後、就職先を決めることができる就職支援事業です。
東京都内の実習先に通うことが可能で、卒業後3年以上が経過している29歳以下のニートなら誰でも利用できます。
むしろ、ニート救済のためにつくられた事業なので、不利な条件な人ほど利用した方が良いです。
事業自体は東京都がおこなう公的事業ですが、運営やサポートはパーソルキャリア(旧 インテリジェンス)という大手の民間の人材紹介会社がおこなっています。
そのため、就職支援はしっかりしたものを受けられるので安心してください。
【首都圏対象】ハタラクティブ
ハタラクティブは20代のフリーター・既卒専門の就職支援サイトです。
未経験OKの求人を常時1,000件以上もっているため、ニートやフリーター・既卒でも働くことができる求人も多いです。
比較的就職の難しい経歴の人のサポートに長けているため、職歴がない人でもアピールできるポイントが見つかります。
求人は実際に取材した企業のみを紹介しているため、ブラック企業は極力排除される仕組みとなっています。
就職後のフォローもおこなっているため、就職後に困った時も相談にのってもらえます。
早く就職をしたい人は、若者正社員チャレンジよりもハタラクティブの方がオススメです。
ハタラクティブの求人は首都圏(東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県)のみとなりますので、関東へ就職を考えている方はぜひ活用してみてください。
【関西・首都圏対象】就職Shop
就職Shopはリクルートが運営する20代のニート・フリーター・既卒專門の就職支援サイトです。
就職Shopで紹介してもらえる求人の約70%近くは従業員100人以下の企業となります。
求人は中小企業が多いですが、書類選考なしで面接へすすめるのでニート歴が長くても心配はいりません。
中小企業ばかりとなると「ブラック企業の求人が多いんじゃないか?」と気になるところですが、就職Shopでは紹介する企業には100%取材をおこない、しっかりと職場環境や仕事内容などを確認しています。
ブラック企業を排除する対策はきっちりとられているので安心してください。
職種は営業が半数近いですが、事務や企画、サービス、エンジニアといった定番職種や医療、人事といったレア職種まで取り扱っています。
東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫と対応地域が広いので、特に関西圏の方にオススメです。
まとめ
職歴なしのニートから就職をしたいと思った時、1人で就職活動をおこなうのはとても不安だと思います。
しかし、就職支援サイトの担当者と一緒に就職活動をすることで、不可能だと思えた就職への道もきっとひらけるはずです。
より自分にあった会社を見つけたい、就職率をあげたいということであれば複数の就職支援サイトを使ってみてください。
というのも、就職支援サイトによって紹介される求人は違いますし、担当者が合うかどうかも使ってみないとわからないからです。
なるべく複数の就職支援サイトを利用して、自分に合う担当者と就職活動をすすめてください。
ニートからの就職を成功するためには、まず自分に合う就職支援サイト(担当者)を見つけるのが第一歩です。