他者と上手くコミュニケーションが取れないコミュ障と、正社員で働いてない期間の長いフリーターは、どちらも就職では不利になります。
そして中には、コミュ障でフリーターという両方の特徴をもった方もいます。
こういった人は就職ではかなり不利で、周りの人から「絶対に就職できない」と断言された人もいるでしょう。
しかしコミュ障でフリーターの人が、必ず就職できないと断言することはできません。
そういった方でも働きやすい、おすすめの仕事はいくつもあります。
実際にコミュ障でもフリーターからでも無事に就職できて、それなりに楽しく働けている人だっていますからね。
無理さえしなければ、元コミュ障フリーターの方でも楽しく働くことはできるので、今回はそんな仕事をいくつか紹介します。
現在フリーターをしている方、コミュ障で就活に悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
コミュ障フリーターが就職しやすく働きやすいオススメの仕事
わたし自身もコミュ障なのでわかりますが、仕事には向き不向きがあると思っています。
何が言いたいかというと、「やってみたい仕事」が「コミュ障に向いている仕事」ではないってことです。
まぁ「本当にやってみたい仕事」があるなら、仮にコミュ障でも挑戦する価値はありますけどね。
しかしそうでない方には、「やってみたい仕事」よりも「働きやすい仕事」の方がおすすめです。
結局のところ仕事は、長く続けられる方がいいですからね。
短期間で仕事を辞めていては、どんなに良い会社に就職してもマイナス評価が残るだけです。
コミュ障フリーターに、おすすめの仕事は次の通りです。
- 事務(一般事務、経理事務など)
- 工場の作業員
- 警備業
- 清掃員
- 配送業
- 在宅ワーク(ライターなど)
これらの仕事は、ほとんどコミュニケーションをとらなくても出来るものばかりです。
例えば事務職は、同じような仕事のルーチンワークなので慣れれば割と気楽です。
工場や警備、清掃や配送は、一人でも黙々と取り組みやすいお仕事です。
また職歴のないフリーターでも、比較的就職しやすい特徴のお仕事でもあります。
その為、コミュ障フリーターの方にとっては働きやすくおすすめできます。
実際に工場で働く友人から聞きましたが、工場での仕事はかなり働きやすいそうです。
最初は、世間体が悪いこともあり働くのは嫌だったそうですが、続けるうちに慣れてきて気楽になったんだとか・・・
黙々と自分の仕事をこなしていれば、ほとんど文句も言われないそうですからね。
もし興味のある人は、工場求人を専門にあつかう工場ワークスをチェックしてみてください。
無理やりコミュニケーションをとる必要がほとんどないので、コミュ障と言われるフリーターの方でも就職しやすくてオススメですよ。
コミュ障フリーターでも頑張れば働けるおすすめの仕事
先ほど紹介した仕事は、コミュ障フリーターでも働きやすい仕事です。
しかしこの記事を読んでいる方の中には、もっと花のある仕事に就きたいと思っている人もいるはずです。
そんな人にオススメなのが、クリエイティブ系のお仕事です。
- WEBデザイナー
- HTMLコーダー
- Webプログラマー
- システムエンジニア(下流のみ)
もちろんこういった仕事は、コミュ障フリーターという立場から就職できるかは微妙なところです。
完全に技術職ですからね。
しかも学歴や職歴はあまり重視されず、経験やスキルさえあれば、コミュ障フリーターでも就職できる可能性はあります。
中には、未経験でも雇ってくれる会社もあるそうですよ。
間違いなく現実的に考えれば、コミュ障の方が働けそうな仕事の中では花形の職業でしょう。
実際に世間体も悪くなく、将来性もある程度は期待できますからね。
ただし、工場や警備といった仕事にくらべれば、日頃からコミュニケーションをとる機会は多くなります。
例えばWebデザイナーには、ディレクターとの打ち合わせや、クライアントの意向を聞いてのデザイン調整があります。
コーダーやプログラマー、下流工程のシステムエンジニアは、ディレクターなどから伝わる話を理解しなければいけません。
これらのやり取りは専門性をともない、必ずある程度のコミュニケーション能力は必要になります。
ですので完全なコミュ障の方では、よほどのスキルがないと続けていくのは難しいでしょう。
しかし実力勝負の世界でもある為、スキルさえつければその後はラクです。
- 転職しやすくなる。
- ある程度は高給取りになれる。
- コミュ障でも評価されやすい。
このように、コミュ障というハンデキャップは感じにくくなるでしょう。
さらに多少なりとも日頃からコミュニケーションをとる習慣があれば、コミュニケーションスキルも少しずつ向上します。
もちろん克服できるとまでは思えませんが、まったくコミュニケーションをとらない生活よりはずっと良いと思います。
ちなみにクリエイティブ系のお仕事は、コチラで紹介している転職支援サイトでも取り扱いがあります。
条件さえあえば実際に紹介してくださるので、興味のある方は一度挑戦してみてくださいね。
ちなみに現在スキルがない未経験の方でも、戦力になるまで育ててくれるプロエンジニア(ProEngineer) というサービスもあります。
こちらは10~20代の方が対象ですが、通常数十万円かかるプログラミング講座が無料で受けられて、就職先まであっせんしてくれるので、未経験からプログラマーを目指したい方にはこれ以上ないサービスです。
しかもその就職率は90%を大きくこえています。
プログラマーは将来的にも有なスキルで、覚えておけば必ず役立つので、この機会に挑戦してみることをおすすめします。
コミュ障に向いていない仕事は仮に就職できてもキツい
世間には数多くの仕事があり、世間体のいい仕事といえば医師や公務員。
もしくは上場企業で、オフィスワークをしているような方の仕事が当てはまるかと思います。
その他にも具体的な職種では、次のようなものが上げられます。
- 広告代理店
- 外資系のコンサルタント
- 総合商社</l転職エージェントi>
- 企画職
これらの仕事は、どれも世間体がよく働きがいもありそうですよね。
その為、世間体を意識したり親に喜んでもらい方は、興味のないままこういった会社に就職することがあります。
しかしコミュ障の方が、こういった職種に就職できてもキツいだけです。
なぜならこういった仕事のほとんどが、日常的に他人とコミュニケーションをとる必要があるからです。
もちろんこういった過程で、コミュニケーションに慣れていく可能性もあります。
ですが人によっては、精神的にこわれてしまい後々の人生設計に悪影響をおよぼす人だっています。
だからこそ就職先や仕事選びは、無理のない範囲で考えた方がいいんです。
世間体などから仕事を決めると、後悔することにもなりかねませんよ。
まぁそもそもフリーターから、こういった仕事先に就職するのは難しいんですけどね・・・
コミュ障フリーターが就職できないと言われる理由
フリーターからの就職ですが、こちらは極端に仕事を選ばずに若ささえあれば、基本的には可能です。
それよりも問題なのはコミュ障の方です。
仕事をするということは、大なり小なり必ず人と関わることになります。
つまりコミュニケーションは、さけては通れない道なんです。
そして多くの企業は、ある程度以上のコミュニケーション能力を求めています。
この理由はシンプルで、コミュニケーション能力は仕事と違い、簡単に覚えさせることができないからです。
コミュニケーション能力は、これまでの人生経験にも大きく関係している部分ですからね。
ですのでコミュ障にとっての面接は、もっとも苦戦する存在ではないかと思います。
わたしもコミュ障がはいっているので、書類選考は通っても面接で不採用となる機会はかなりありました。
次の項目の中で当てはまることが多い方は、わたしと同じように面接は大変だと思いますよ・・・
- 原稿を丸暗記しないと受け答えが思うようにできない。
- 話の内容を最後まで聞いても、きちんと理解できない。
- 人との距離感がわからず、上手くやり取りできない。
- 自分の気持ちがうまく伝えられず、モゴモゴしてしまう。
- 周りの雰囲気がよめず、会話がおかしくなる。
こういった問題点からも、対面で上手く話せないコミュ障の人は、面接では圧倒的に不利です。
しかもフリーターのオマケ付きとくれば、就職できないと言われるのも仕方ないのかもしれません。
ですが逆に、面接さえ克服できればコミュ障フリーターでも。就職できる確率はあがるということです。
※ ちなみにフリーターは書類選考が通りにくなります。
つまりコミュ障フリーターは、書類選考と面接の両方で不利と言えます。
そもそも本当にコミュ障なのか?
「コミュニケーションが苦手 = コミュ障」と思っている人は少なくありませんが、実はコミュ障ではなかったというケースもあります。
わかりやすい例をあげると、「仲の良い友人や家族とは普通にコミュニケーションがとれる人」はコミュ障ではありません。
こういった人は、ただの人見知りか内弁慶なだけです。
ですので人と話す練習をするために、イベントやオフ会に参加したり、模擬面接をするのが効果的な対策になります。
当たり前ですが、リアルコミュ障の方にもこういった刺激や経験は役立ちます。
コミュ障のせいで実力を発揮できてない人も、見知らぬ人と日頃からコミュニケーションをとっておけば少しずつ慣れてきます。
そうなれば、多少なりともコミュ障の克服につながるのでオススメですよ。
コミュ障フリーターでも面接を通過する為には?
コミュ障最大の難関でもある面接は、ごまかしでも良いので頑張って通過するしかありません。
その為には、ある程度は事前に話す内容や対策をたてておくことが必要です。
とはいってもコミュ障の方が、面接中に自分をずっとごまかし続けるのは至難のわざです。
ですのでコミュ障の不利をカバーできるように、清潔感を意識した見た目で勝負することが大切です。
第一印象は面接でもメチャクチャ大切ですからね。
また人の目を見て話せて、返事だけでもしっかり出来るように、面接の模擬練習をしておくことも大切ですよ。
もちろんコミュ障の方が、いきなり人の目を見て話すのは無理だと思います。
ですのでまずは、相手の鼻か口を見て話す練習をしておいてください。
さらに下記の記事にあるように、人事担当の方に少しでも良い印象をもってもらう努力はしてくださいね。
ただし「面接に遅刻しない。会社の事前リサーチをする。志望理由を考える。」といったことは、社会人として常識です。
コミュ障の方はただでも面接で不利なので、こういったところでマイナス評価にならないようにしてくださいね。
ただし完璧を目指しすぎると、力んで頭が真っ白になる可能性も十分にあります。
ですので理想は、なるべくリラックスした状態で望み、ある程度のマイナス評価は仕方ないと考えておくのが良いですよ。
その方がリラックスできて、面接もうまくいく確率は高くなりますよ。
コミュ障フリーターでも就職支援サービスはサポートしてくれる
あなたがコミュ障でも、フリーターで職歴がなくても、就職活動をあきらめる必要はまったくありません。
もちろんコミュ障フリーターという条件は、就職には明らかに不利です。
しかし就職できないなんてことは決してありません。
なぜなら就職支援サービスの担当者が、あなたの就職活動を一生懸命サポートしてくれるからです。
彼らは毎日のように就職活動をサポートしており、これまでにコミュ障フリーターのサポート経験のある方もたくさんいます。
ですのでコミュ障フリーターからでも、ある程度は希望の職種に就職させるサポートはできるんです。
もちろんその為には、あなた自身の努力も必要ですが、就職支援サイトのサポートの力は大きいですよ。
特にハタラクティブやウズウズキャリアセンター は、サポートにも定評があります。
ただし就職支援サービスの担当者は、当たりハズレがかなり激しいんです。
ですので次のようなことは、日常茶飯事だったりします。
- 評判がいい就職支援サイトでも、担当者がハズレだった・・・
- エージェントの評判はイマイチだったけど、担当者は親身になって相談に乗ってくれた!
だからこそ良い担当者にあたる為にも、1つの就職支援サイトだけにしぼらず、最高の担当者を探すのが鉄則です。
そうすることで、就職できないと言われる不利な条件からでも、就職が成功する確率はグンと上ります。
わたしもコミュ障フリーターでしたが就職できました
コミュニケーション能力は、会社からすれば必要不可欠な能力です。
その為、この能力が欠如しているコミュ障の方は、就職をするうえで当然不利になります。
さらにフリーターというオマケ条件までつけば、数十社くらい連続で不採用になるのは当たり前です。
実際にわたしも、100社以上の会社で面接に落ち続けた黒歴史をもってますからね・・・
そんな経験からコミュ障フリーターは、若い間でさえも一人での就活は大変だと感じています。
だからこそ個人的には、就職支援サイトなどを活用して、就活を手伝ってもらうのがオススメなんです。
ハッキリ言って、コミュ障フリーターが一人で就活するのは、戦車に竹ヤリで挑むのと変わりませんよ。
同じように就活をする人の中には、「若い + コミュニケーション能力が高い + 職歴も優秀」という、すごい人だっていますからね。
そういった人と面接の雰囲気で比べられると、どうしても負けてしまうんです。
尚、評判のいい就職支援サイトは、コチラのランキングにもまとめています。
コミュ障フリーターからでも、真面目に就職する気のある方はぜひチェックしてみてくださいね。