例え20代の若者でも、フリーターからの就職活動が大変なのは、わたし自身も体験談からわかっています。
そんな就活の中で一度くらいは、「タクシードライバーへの就職ってどうなんだろ?簡単なのかな?」 と、思ったことのある方もいるはずです。
何かと評判や世間体の悪いタクシードライバーですが、実際に就職してみるとどうなのか?
気になっている人もいるはずなので、就職するための方法、勤務面や給料などの待遇についてまとめてみました。
フリーターからの就職活動で苦戦している方。安い給料ではフリーターから正社員になりたくないという方。
そして、今の仕事の給料が安すぎて辛い・辞めたいという方まで、必ず役に立つ情報だと思います。
よかったら参考にしつつ、就職活動で結果を残せるようにがんばってくださいね。
フリーターからタクシードライバーへ就職するために必要なこと
タクシードライバーになるのは、決して難しくはありません。
もちろんフリーターからでも十分に就職は可能で、特に学歴や経験が関係することはありません。
ただし準備0で面接に望んで、必ず就職できるとは限らないので注意してください。
まずタクシードライバーになるには、普通免許を取得してから、最低でも3年以上経過している必要があります。
ですのでタクシードライバーになれるのは、21歳以上の成人男性、もしくは成人女性となります。
そして、免許取得後3年以上経過している方だけが「第二種運転免許」を取得でき、この資格がタクシードライバーとして働いていい証明になります。
この免許に関しては、会社によって取得費用の免除やサポートをしてもらえます。
ですので資格を持っていない方でも、タクシードライバーとして働ける可能性は十分にあります。
また資格以外にも、次のような能力があることも望ましいです。
- カーナビ、スマホの地図アプリが読める。
- ある程度は道を覚えている。
- 最低限以上の清潔感、コミュニケーション能力
- 健康な体
特に難しいことはありませんが、中高年の方はカーナビやスマホの地図アプリが使えるかどうかが気になるくらいでしょう。
とはいってもこれくらいの知識なら、恐らく一日で覚えられると思います。
またタクシードライバーとして稼ぎたいなら、近年では英語を覚えておいた方がいいと言われています。
これは近年、東京や大阪などの大都市以外にも、外国人観光客がかなり増えている為です。
タクシードライバーの給料は手取りでも高い!20代でも稼げる!
タクシードライバーは、決して世間体がいい仕事とは言えないかもしれません。
しかし世間で思われているような、薄給激務といった仕事ではありません。
平均年収のデータでは、下記のように高いとは言えない状況ですが、年収で600万円以上の方も多くいるようです。
特に東京のタクシードライバーの給料は、手取りでもかなり多くもらえるみたいですよ。
調べた限りでは、タクシードライバーの仕事は20代でも月給50万円以上を稼ぐことが可能な数少ない仕事のようです。
これはタクシードライバーの仕事が、ほぼ完全歩合制で、売り上げの6割が給料に還元される仕組みがあるからです。
つまり1ヶ月に100万円分を売り上げれば、60万円の給料が手元に残るというわけです。
もちろんこれらの歩合率や給与体系は、会社によるところが大きいですけどね・・・
とはいっても、他の仕事でこれだけの給料をもらえるのは、一部上場企業や外資企業の会社員、伸びているベンチャー企業くらいのものです。
ただし当たり前ですが、何も考えずに走っていたり、隠れてサボってばかりの人は稼げません。
しっかりと自分で道を覚えて、稼げるパターンをつくっていく必要があります。
またお客さんをひろう場所選びも、収入をわける大きな分かれ道です。
これはタクシーに乗った時に運転手から聞いた話ですが、やはり銀座のお客さんは紳士で金払いも良いために人気があるようです。
反対に六本木や新宿、渋谷などの酔っぱらいは結構大変で、吐く人が多いみたいです・・・
こういった情報を知らなければ、タクシードライバーと聞いても「体力仕事だから運転さえできれば良いんでしょ?」くらいに、思っている人もいるかもしれません。
しかし実際には、体力だけでなく頭もつかって頭脳仕事をしなければ、大きくは稼げない・・・といった側面があります。
ただし道を覚えたりする努力が、給料に反映されやすい仕事なので、頑張り次第では大きく稼ぎやすい仕事といえます。
そういった意味では、非常にやりがいもありますよね。
フリーターよりも、タクシードライバーに就職した方がメリットは大きい
その1:休日が多くて勤務日数が短い
一般的にフリーターだけで生活している人は、週に4〜6日程度働き、10〜20万円程の月収をもらっています。
それに対してタクシードライバーは、1日の勤務時間は18〜20時間程度と、かなりの長時間労働です。
とりあえず3時間の休憩はあって仮眠はとれるものの、慣れてない間はそれなりに体力がいるでしょう。
しかし慣れてくれば、荷物を運ぶような肉体労働とは違うため、ラクに感じる人が多いようです。
また勤務日数は月間で11〜13日しかないので、週になおすと約3日の勤務です。
つまり残った20日間程度は、すべて休みとなり、どのように休みを過ごそうがあなたの自由です。
それでいて、フリーター時代よりも圧倒的に多くの給料をもらえます。
しかも労働時間が決まっていることが多く、残業がほとんどないのもメリットです。
これは仕事とプライベートをわけて考えたい人には、うってつけですよね。
つまり収入面や勤務面の条件で考えれば、フリーターよりもタクシードライバーに就職した方が圧倒的にラクなんです。
その2:上司の存在や年功序列がない
フリーター時代、どんな仕事をしようとも少なからずは、店長やマネージャーなど上司の存在があったかと思います。
またアルバイト歴が長い人や正社員の方がエラいみたいな、よくわからない年功序列を経験した人もいるかもしれません。
しかしタクシードライバーになってしまえば、会社の看板は背負うものの、基本的には個人で仕事をすることになります。
その為、上司や同僚が原因による人間関係で疲れることもほとんどありません。
もちろん今度はお客さんとのストレスがあるでしょう・・・
酔っぱらいやマナーの悪いお客さんもいるでしょうから、毎日何かしらのストレスを感じることはあるかもしれません。
しかしそれでも、これまでの人間関係のストレスに比べれば、マシと感じる人も結構多いみたいですよ。
その3:寮や社宅で家賃が浮く & 祝い金
これは必ずというわけではありませんが、寮や社宅を用意している会社もあるので、そこでなら家賃の負担も心配いりません。
特に東京などの都心部での求人募集には、家賃や社宅の用意が多いので、それをねらって上京してみるのもアリだと思います。
さらに会社によっては、人材募集のために祝い金を用意しているところも少なくありません。
- 給料が高い
- 家賃が浮く
- 祝い金がもらえる
そして上記のように、金銭的にはこれ以上ないくらいの高待遇です。
もし現状のフリーター生活に嫌気がさしていたり、今の仕事の低賃金ぶりが嫌な方は、ぜひタクシードライバーへの就職も一度考えてみてください。
世間で思われているようなイメージと実態はかけ離れているので、意外と満足できる可能性は高いですよ。
また「タクQ」という無料の就職支援サービスを利用すれば、面倒な求人探しや面接の練習など、不安になる部分をサポートしてもらえます。
さらには、入社祝い金が最大で45万円も貰えて、入社後のアフターケアもしっかりしている高待遇です。
タクシードライバーへの就職を考えているなら、利用して損はないサービスなので、よかったらチェックしてみることをオススメします。
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